Earth Act For Life AWARD8月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
人物や風景の描写にあたたかい眼差しを感じました。百日草の色彩がふいに目にとびこんできて、それがまるで主人公をとりまく人間模様にも似て、心にまっすぐ熱いものが触れたような読後感でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
ハサミによって違う髪を切る微妙な音違いを描いていたところや、お父さんと思春期の「私」の距離感、心情を丁寧に表現していることころが素敵でした。思春期の頃の自分と父のことを思い出し、温かい気持ちになれました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
自分には書けない話です。戦闘員とのやりとりに笑いました。父と息子の関係もいいです。お父さんのけがはもう少し軽くすんでほしかったと、これは私の希望ですが。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
両者の立場から描かれた夫婦の気持ちが、ラストの小麦色の笑顔に繋がったことが、とても活き活きと新鮮でした。と同時に、子どもだった時の自分と、当時は知らないでいた大人の世界とが一つに重なって、不思議な感覚になりましたが、それは、私にとっての深い共感の表れです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
家族を思いやる優しさが溢れている作品だと思いました。母親の病気という身近なテーマですが、実際にこんな風に振舞うことができたらいいな、と思うことができました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
嫌われる一方の存在のものを主人公が寄りかかれる対象とし、それを仲介した家族の交流がとても楽しかったです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
同じことを章立てに分けて違う目線で書くという手法が多かった中、ひたすら愛娘への愛情を軸に西部劇の保安官が銃口の煙をふっと吹き消しているかのような絵を思い浮かばせる、そんな文体がとても心地よかったです。「私もヒーローショーやってくれるパパが欲しい!」そう思わせる作品でした。イケテました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
「髪を切る」というユニークな発想、五感に訴えかけ映像が浮かぶ読みやすい文章、そして優しい読後感。素敵な作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
パパの台詞が、一見無機質なのに、なぜか温かい。時代が変わっても、変わらぬ家族のぬくもりが感じられる作品。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
何度も読みたくなる不思議な読後感の作品でした。ストレートな表現はないのに、僕、カーシャ、トッチのキャラクターがじわじわと伝わってきて、この家族のエピソードをもっと知りたくなりました。言葉選びもユニークながら、とても洗練されていると思いました。「シンバルを持った小猿のおもちゃ」の存在が、物語の中で上手に作用していると感じました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
毎月二十五日、薄っぺらな給料袋を申し訳なく妻に手渡す、小学六年生の娘を持つ小さな工場従業員の私にとって、切実に胸にくる話でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
論理的な思考をする夫のキャラクターがコミカルで魅力的でした。プログラム言語に模したメモで妻に考えを伝えようとするなどユーモラスな一面が。どこかずれたような言動でありながらも、妻や娘のことをきちんと考えていて、機械的な言葉の中にも家族への思いがあふれていました。妻への愛の伝え方もかなり独特。それを好意的に受け止める妻も妻で面白い。二人の間だけで通じる愛情表現なのでしょう。『その夜は、ひさしぶりに燃えた。』とありますが、この夫婦はいったいどのように燃えるのだろうか、ベッドでどういった会話がなされるのだろうか、といろいろと想像してしまいます。 夫に負けず劣らず、プログラミング思考の娘リン子。夫と娘のやりとりも、うまく抑えの効いたコメディーになっていてもっと続きを読みたいと思いました。
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