○選んだ作品:
『青いパンクは女神のしるし』友貴朱音
○選んだ理由:
謎の女性という登場人物の使い方が良く、展開が気になりました。オチはそう来たかと思え、ハッピーエンドであったことが私の好みでした。
MILBON AWARD 第3期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
謎の女性という登場人物の使い方が良く、展開が気になりました。オチはそう来たかと思え、ハッピーエンドであったことが私の好みでした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
静寂の際立たせ方が素晴らしい。よく喋る女性芸人が主人公だからこそ、静かな場面での心の揺れが切実に感じ取れる。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
登場人物が皆立っていて、面白かったです。お客さんだけでなく、店長も、自身と向き合うところまで描かれていて強く印象に残りました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
”さぁ……。どうかしら。でも、いまとても寂しいことが、愛していたってことなら、そうかもしれない」”この一言に、胸をえぐられました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
お笑い芸人という私たちが日ごろあずかり知らぬ人々の世界を体験させてくれたのが素晴らしかったです。途中に入る漫才もテンポよくてクスリと笑えて、作品全体の完成度も高い。お笑いする女と、しゃべりもしない男という対比も美しく、物語の構成すべてが素直に綺麗。最後の落とし方もよく、読後感も「よかったなぁ」とか「ホッとした」とか、辛い時でも読める一作です。同じ時期に入選したことが誇らしくなるくらい、大好きな作品。作者の次の作品も楽しみです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
とても爽やかなストーリーです。登場人物全員がそれぞれ個性的で楽しく読ませてもらいました。文化祭のライブ、見に行きたいです!
○選んだ作品:
○選んだ理由:
静けさの中に響く焼きそば、はさみ、エンジンの音。それらがとても物語に活かされていると感じましたし、「しわ」のギミックがかわいい。主人公の再生をさらりと描写するのも好みでした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
小説には「人物の変化が描かれる」という側面がある。しかし今回美容師(室)という主題が与えられた時点で、「ある人物が(少なくとも外見は)必ず変化してしまう」ことは明白だ。これは種を知る客相手に手品を披露するようなものであり、書き手の多くが悩ませられたに違いない。本作品で特筆すべきは、変化するのが髪を切られている当事者にとどまらない点である。ハサミを通して緩やかに形を変えていくのは、登場人物たちを取り巻く世界そのもの。キャラクターそれぞれの「髪を切る」という行為への捉え方を描くことにより、物語が立体的なものとして立ち上がっていると感じた。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
タイトルからしてキャッチーで真っ先に読みたいと思いました!会話のテンポがよく軽快によみ進んでいる中で、遺影というワードにハッとさせられます。作品を読み終わったあとにまたタイトルをよむと全て網羅されたタイトルだ!と感動しました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
映画の絡め方も含めあらゆるバランスが良かったです。テンポ良くコミカルで好きな作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
読んでて涙ぐんじゃいました。こんな主人公がすごく好きです。「シンデレラ」が効果的につかわれているのも良かったです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
子供から母への、ワガママや心配や思いやりが織り交ざった複雑な気持ちが優しく語られていて素敵でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
8年間何気ない会話と丁度いい距離感を重ねてきた美容師さんとのさわやかでさっぱりしていてユーモラスな会話、距離感・関係性が読んでいて心地良くて素敵でした。登場人物が魅力的です。爽やかで面白い素敵で清潔なオジサマを妄想してクスリとしました。