○選んだ作品:
『お団子』多田正太郎
○選んだ理由:
つぶやきだけを耳にしているみたいな不思議なリズム感。いつもそばで見守られている安堵感に包まれました。
Earth Act For Life AWARD7月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
つぶやきだけを耳にしているみたいな不思議なリズム感。いつもそばで見守られている安堵感に包まれました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
人が死んだりすでに死でいたり、あるいは病気の登場人物が出て来る作品が多い中、この作品はやたらのんびりした旦那と、自分中心に回っているイライラ主人公が出て来て、バランスがよく、共感が持てたから。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
とてもあたたかい気持ちになる作品でした。お母さんは家の嫌な部分を捉え方でいい部分に変えることができます。前向きなその姿勢やせっけんの匂いを「幸せの匂い」と言うお母さんが好きです。それから私は、「白線を引く、父の背中」という部分が印象的で主人公と同じように脳裏に浮かびます。一人暮らしを始めてわかる家やお母さんが好きな気持ち、大切な気持ちがじんわりと伝わってきました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
恋という言葉を辞書で引くと「会いたいと思う気持ち」とある。対象の不在により生ずる感情、それが恋だ。一方、本アワードのテーマは「家族を思う気持ち」。家族の誰かを“思う”瞬間、きっと目の前に対象の人物は“いない”のだろう。恋とは対極の「愛」により結ばれた「家族」であるが、その誰かを思うときの心情は「恋」とよく似ている。『ぼっちが似合うね、梶山君』では、近くにいるはずなのに限りなく遠い元恋人、そしてはるか数万キロ離れたアマゾンの名も知らない人々のコントラストが読者の距離感を揺らがせる。“いる”ことが幸せとイコールではないし、そこに“いない”ことが必ずしもネガティブなケースとは限らない。賞のテーマの“裏の裏”を突いた作品だと感じる。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
災厄回避スキルを持つお父さんという設定がとても面白かったです。その設定をユーモラスに交えながら進んでいく展開も良かったです。なんだかんだと文句を言いながらもお父さんを想う主人公。家族の繋がりや、空気感が伝わってきて優しい読後感が楽しめました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
懐かしい家族団らんの思い出と、その暖かさがじんわりと記憶の底から湧き上がり、切なくも穏やかな気持ちになりました。また読み返したくなる作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
伝えたいのに伝えられない、けれども感じるような。そんな夫婦の絆を思うことが出来ました。最後に送り出す決心、そして再会のためのひと時の別れをとても素晴らしく感じることが出来ました。
*Earth Act For Life AWARD7月期優秀作品一覧
*Earth Act For Life AWARD6月期他薦アンケート
*Earth Act For Life AWARD6月期優秀作品一覧