日本博 日本各地のストーリー 公募プロジェクト(第9回ブックショートアワード)11月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:よけいなこぶだと決めることは正しいのか正しくないか。とても難しい問題で、読み終わってもずっと悩まされる厄介さに惹かれました
○選んだ作品:
○選んだ理由:この後どうなるのだろう、というページをめくらせる力があるなと思いました。主人公の年齢も同年代で、夢みる感じや孤独感など共感できました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:独特の世界観がすばらしく、どんどん引きこまれていきました。原作を存じ上げず、調べてみたところ、原作の内容にも心を揺さぶられました。原作・讃岐国多度郡五位聞法即出家語をもとにした漫画もあるようで、こちらも興味深いです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:不思議な話なのに、妙なリアリティを持って主人公の葛藤が胸に迫ってくる。二人の女性のその後がどうなったのか、考えずにはいられない。
○選んだ作品:
○選んだ理由:最後まで師匠に乗っ取られていて、ハッピーエンドでまとめられていないところが好きです。落語の掛け合いもうまく書かれており、この方は落語のネタを作っても面白いのではと思いました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:描写が細かく丁寧に表現されていて良かった、物語の終わらせ方が好き
○選んだ作品:
○選んだ理由:冒頭シーンのインパクトがまず来ました。そしてこういう流れは結構好きです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:文体がとても好みです。最後にくすっとなって、ほっこりする気持ちになりました。タイトルのアレンジも好きです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:「これが落語だぜ」──この言葉にグッときてからどんどん引き込まれていきました。原作の踏襲とオリジナリティが見事に融合し、全体のまとまりや落とし方も良かったです。芝浜であり芝浜でない、ユーモラスな作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:作中にも書かれている通り、正答のないことです。遺伝的多様性の問題もありますが、心情的に、もし「こぶを取ってもらった上に、五百万を得る」ではなく、「苦労して五百万を工面して、こぶを取ってもらう」だったら、主人公の決断は変わっていたのかしら? などと考えたりもしました。
○選んだ作品:
○選んだ作品:
○選んだ理由:あいにく原作を知らなかったのですが、それでも楽しむことができました。単純に面白かったです。短いながらも綺麗に話がまとまっていて、ヒューマンドラマとしても、恋物語としても、質が高いと思いました。
『21番目のこぶ』白石如月(『こぶとりじいさん』)
○選んだ理由:二人の母親の複雑な心境がとても精緻に書かれており、文章も大変読みやすかったです。