吉田篤弘
1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事を行っている。2001年、講談社出版文化賞・ブックデザイン賞を受賞。おもな小説作品に『つむじ風食堂の夜』『空ばかり見ていた』『78ナナハチ』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 『小さな男*静かな声』『針がとぶ』『なにごともなく、晴天。』『ガリヴァーの帽子』など、エッセイ集に『木挽町月光夜咄』がある。
二人の詩人の冒険に立ちはだかる謎につぐ謎、奇人また奇人!
停電調査の旅に出た詩人・オルドバと猿のチューヤー。この世の二階から魔都・東京の夜景を見おろす詩人・シャバダ。忽如として行方不明になった十数名の「児島」と、その謎を追う探偵・中田と相棒の探偵犬・終列車。物語の行方は、この世の二階にあるといわれる、幻の〈電氣ホテル〉へ――。
奇怪にして愉快な活劇小説!
─新刊『電氣ホテル』の出版おめでとうございます。小気味よいリズミカルな文体で物語が進んでいくので、とても楽しく一気に読み終えてしまいました。
吉田さんの作品は、物語はもちろんのこと、いつもタイトルがとても素敵ですが、今回の『電氣ホテル』というタイトルの由来を教えてください。
僕はいつも、タイトルに一番こだわっていると言ってもいいくらいですね。中身よりこだわってしまうくらい、タイトルは納得のいくようにつけたいと思っています。ただ、今回の『電氣ホテル』の名付け方はいつもと違っていて、これは実在したホテルの名前なんです。フェイクではなく。上野の駅前に昭和初期、もしかすると大正時代からあったかもしれないホテル。巻末に載せたパンフレットは、たまたま僕が古本屋で見つけたもので、そのときに、電氣ホテルという不思議な名前にぐっとくるものがあって、あ、このタイトルで小説を書きたい、と見た瞬間に思いました。こういったことはあまりないですね、特別な例だと思います。
─『電氣ホテル』というタイトルが先に決まって、そこから物語がスタートしたんですね。
思い立ってから実際に小説を書き始めるまでには何年かあって、色んなタイプの文章を試していたんですが、なかなか上手くいかなくて中断していました。ところが、あるとき、自分のノートを整理していたら、自分の記憶に無いような文章が何ページかにわたって書いてあるのを見つけたんです。自分で書いたことは間違いないんですけど、こんなの書いたっけな、と(笑)。それを読んで、何かおかしくて一人で笑っていたんですが、そのあと、彼女(パートナーの吉田浩美さん)の前で読み上げたら彼女もすごく面白いと。そして、それが『電氣ホテル』なんじゃないの、って言い出したんです。停電という言葉がいきなり出てくるし。それで僕も、確かにそうかも、となって、この続きがもし書けたら、これを『電氣ホテル』にしよう、という感じで書いていったら案外書けたんです。だから、そのノートに書いてあった文章が、『電氣ホテル』の冒頭部分、本で言うと13ページ、最初のアステリスクまでのところです。
─『電氣ホテル』のつもりで書いた文章ではないものが、『電氣ホテル』の始まりになったんですね。その電氣ホテル、今年のはじめに世田谷文学館で開催された『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』では、見取り図が展示されていました。
ノートの続きを書く前に、箱根の富士屋ホテルに行く機会があって一泊したんです。そのときにホテルで起きたこと、見たもの聞いたことがそこまで書いてあった文章と非常にマッチするものがあって、膨大なメモを二日の間にとり、それをもとにあの見取り図を描きました。あの見取り図は一晩で描いたんです。描き終えてからぶっ倒れたんですけど。どんどん思いつくことがあり、小説の構想を追い抜かすようにイメージが湧いてきて、あの大きな見取り図じゃないと描ききれないくらいになりました。まさに天から電氣ホテルが降りてきたというような。
─『電氣ホテル』には、非常に多くの個性的な人物、たとえば猿とともに停電調査をする詩人や、声が全てリフレインするタクシー運転手(しかも双子)、さらには首が胴体から外れて宙に浮かぶ体質の天才舞台美術作家などなど・・・が登場しますが、こういった味のある特殊なキャラクターはどうやって思いつくのでしょうか。
ほぼ100%、現実にいる人が元になると思います。頭のなかで全くゼロから架空の人物を立ち上げるというのも無いことは無いですが、有名無名問わず、必ず誰かしらがヒントになっています。今日は地下鉄に乗ってきたんですが、前の座席に座った人全員キャラクターになるな、と思いました。こっちの意識がそういうモードになっていると、そう見えてくるんです。
─現実の人のどの部分を観て、キャラクターになると思うのですか。
それは全てですね。細かく観察します。今日も地下鉄をおりて歩いていたら、向こうからおばあさんが歩いてきたんですが、ガムを噛んでいたんです。珍しいでしょ。さっそく、”ガムを噛んでいるおばあさん”ってメモをとりました。だから、”ガムを噛んでいるおばあさん”は今後『電氣ホテル』に登場する可能性が高いですね。
モチーフそのものは大したことではなくて、大事なのはモチーフの次の一点、今の話で言うと“ガムを噛んでいる”ということです。モチーフ自体は別になんでもいいですよ、面白ければよりいいですけど、極端な話、つまらないものでも。白い紙に打つ最初の点というのは、本当の点で良いんです。問題は次。二つ目なんですよ。最初の点に対してどう線を引くのか、何がくっついてくるのか。それが重要です。
だから、電車で前に座っている人を眺めたときも、何かそういう二つ目に値するものが自分の中に浮かんでくるか、見えてくるか。この人今日何食べたのか、何の仕事しているのか、とか考えます。その時に何か面白いことが浮かんでくればしめたものということです。
─物語では、“現実”と映画と小説の世界、この世の一階と二階が交錯し、読者は瞬く間に奇妙な世界に引き込まれてしまいます。”この世の二階”という表現がとても吉田さんらしいと感じました。
二階がどこからきたかというと、落語の『二階ぞめき』という演目からです。道楽息子が吉原通いにはまって、毎日入り浸っていることを親にたしなめられる。それで、仕方なく二階に吉原を再現してしまう。
そういうシュールな落語なんですが僕はすごく好きで、『電氣ホテル』の二階はその『二階ぞめき』の二階なんです。つまり、『二階ぞめき』って何なのかって考えていくことと、『電氣ホテル』の二階って何なのかを考えていくことは同じで、要するに「欲望」ですね。
吉原を二階に作るっていうのは突飛な話に聞こえるんですが、でも、現実にみんな二階を作りたいと思っている。自分の家の中に、本来家の中に作るようなものでもないのに図書館並みの本を蓄えている人もいるでしょうし、欲望の現れ方は色々だと思います。その象徴としての「二階に吉原」です。これは、今、日本が、人類全体が直面している問題だと思います、欲望が過剰過ぎやしないか、って。今、『電氣ホテル』の第二幕を書きつつありますが、後半は二階のお話になっていきます。ただ、何しろ落語の『二階ぞめき』がスタートになっているので、あんまり重く扱おうとは思ってないです。これがテーマなんだ、と前面に出してメッセージとして伝えようとは思いません。こういう場ではお話する機会がありますけど、小説のなかでそれをはっきり伝えようとは思っていないです。
そういえば、いま書いている第二幕の冒頭を、本のカバーを外した表紙にレイアウトしました。気づくとちょっとだけ続きが読めます(笑)。
─あー!気づきませんでした。面白い仕掛けですね!
*
─さて今年の8月から、私たちショートショートフィルムフェスティバルは、「ブックショート」という短編小説を公募するプロジェクトを設立しました。大賞作品はショートフィルムやラジオ番組になります。
実は、僕はショートフィルムがすごく好きなんですよ。シネフィル・イマジカ(現在のイマジカBS)でやっていた、ショートフィルムだけを延々と流す番組を、全部録画したりするくらい。短いものが好きなんです。あと、ラジオドラマも好きで、これは、いま準備しているところです。ラジオドラマという形なのか、朗読なのか、それがミックスされたものなのか、まだ何とも言えないですけど、要するに耳で聴く物語というものを始めようとしているところです。
─『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』では、ラジオドラマも制作されていましたよね。
あれは一種の予告編みたいなものとして作りました。たとえば、音だけつくってテキスト版を出さなかったらどうかな、と思うんです。テキストは僕のノート以外どこにも存在しない。それも面白いかな、と。僕は紙の本にすごくこだわっているし、それを仕事にしていますが、一方で落語とか、耳に入ってくる音もすごく好きです。だから、文字ばかりやっているとバランスが失われていくような気がするので、これからは音の方もやってみたい、と思っています。
─それも楽しみですね!吉田さんの作品では、『つむじ風食堂の夜』がラジオドラマ化、そして映画化されています。
『つむじ風食堂の夜』は、小説を書いているときに、頭の中に映画のようなものがあって、キャストも実際に考えていました。昔、自分はその映画を観て、それは今もう観れないんだけどこんなだったかな、と一生懸命思い出しながら書いたような感じでした。だから、実際に映画になった作品を観たときは頭の中の映画が甦るようでした。ずれているところもあるんだけど、そうそう、これは思い出せなかったけどそうだったそうだった、みたいなシーンが何ヶ所かあって。特に、ラストシーン。主人公を演じている八嶋さんが笑うんですよ。僕は小説の方には笑うなんて一言も書いていないんですけれど、あの笑う感じとかを観ると、そうそう、笑うってことなんだよ最後に、と思いました。
あと不思議だったのは、『つむじ風食堂の夜』の主人公は、僕自身が投影されているところもあるんですけど、演じてくださった八嶋さんと僕が、どことなく似ているような感じがしたことですね。実は、小説の主人公は八嶋さんをイメージして書いていたんです。当時はまだそんなにはテレビにも出ていらっしゃらなくて、三谷幸喜さんの舞台で初めて拝見したんですが、すごく印象に残りました。それで、『つむじ風食堂の夜』の前に、『フィンガーボウルの話のつづき』がNHK-FMの番組で朗読されることになったとき、八嶋さんに読んでほしいってお願いしたんです。そういう縁もあって、『つむじ風食堂の夜』が映画になるとき監督に、八嶋さんのお名前を出したら監督も、八嶋さんはちょうどいい、とおっしゃって、すんなり決まったんです。僕の頭の中にある映画でも八嶋さんが動いていたから、実際の作品を観たときも、ああこうだった、という風に自分の中であまり不思議じゃないというか不思議というか、何とも言えない気持ちでしたね。
─ブックショートでは、パブリックドメインとなっている昔話や民話、小説などをもとにしたオリジナル短編小説を公募します。
吉田さんの作品にも、『ルパンの片眼鏡』(『水晶萬年筆』に収録)や、『ガリヴァーの帽子』など、過去の作品をモチーフにした短編があります。そういった作品を書くきっかけやモチーフの見つけ方などについて教えてください。
僕はとにかく、自分がやっていることは継承だと思っています。小説を書くということは結局、小説というものを書いてきた人たち、文章で何か表現してきた人たちを引き継ぐということだし、実際に生きてきた人たち、過去に生きてきた人たちの思いや考えを引き継ぐということでもあります。自分はその引き継がれてゆく繋ぎの一つであるという風に、読者としても書き手としても思っていますね。そういうわけで、僕の書くお話自体もそういう物語が多くなっています。師匠的な人物が出てくるケースが多いのは恐らくそういう意識でやっているところがあるからじゃないかなと思います。僕が小説を書きたいと思った始まりは、子供のときだったんです。ここが大事かもしれないですね。青年期や大人になってから書きたいと思ったのではなく、子供の頃の読者の段階で、見よう見まねで書き始めていたんです。だから、その時の読書というのが自分のルーツになっています。
青年期は音楽ばかりだったので、もし小説の世界に行かなかったら音楽をやっていたと思うんですけれど、音楽の世界を考えてみればよくわかります。最初はオリジナル曲が無くてカバーをやりますよね。そのあと、オリジナルを作ったあとで行き詰まったり次を探ったりするとき、自分たちのルーツとなる曲を演奏してみたりということがよくあります。あれは、どうして自分はこれをやっているんだっけ、と立ち返るため、そうだそうだ、俺、これが面白くて始めたんだ、って確認する作業だと思うんですよね。それはやっぱり、小説の世界でも同じで、僕がガリヴァーやルパンを持ち出すのは、自分はこれに魅了されて始めた、というのがあるからです。
ブックショートのテーマは、それですよね。これ、いいと思います。既存の物語をベースにして、というのは本当に面白いと思います。
─ありがとうございます!また、物語のほかにも、『モナ・リザの背中』や『フィンガーボウルの話のつづき』といった絵や音楽などを題材とされた作品も書かれています。具体的なモチーフのある物語の魅力についてどのように思いますか。
書き手の側からすると、全ての作品は、表側に出ていなくてもモチーフはあると思うんです。それは、絵画とか音楽とかじゃなくても、さっきの“ガムを噛んでいるおばあさん”の“ガム”のように、日常的なことがモチーフになっているということもあるでしょうし。物語の最初の一点、モチーフというのは、みんなが知っているビートルズのレコードだろうが、ガムだろうが何だっていいと思います。問題はその次。ビートルズのホワイトアルバムを出せば必ず面白いというわけではないです。いくらモチーフが魅力的だとしても、その次を発見できるかどうかだと思います。生きていくことと小説を書くことはすごく似ていて、それはやっぱり、どれだけ発見できるか、ということ。発見無しでは人生なかなか楽しめないし、小説もそう。どちらも発見が醍醐味だと思います。
小説というのは、本当に“小さい説”なので、大発見でなくても、すごく小さな発見でいいかな、と自分は思ってるし、モチーフも小さなものであればあるほどいいかな、と思ってます。モチーフも小さく、物語も小ぢんまりと。ただ、それが、読んだ人の中で単に小さなままで終わるのか、それともそこから大きなものに発展してくのか、そこもまた継承なんだと思いますね。
─その発見、何かを見つけるためにはどうすればいいのでしょうか。
それは、アイデアはどこからきますか、という質問と同じですね。それにはいつも、「ポケットに何か入ってないと発見は無い。」と答えています。ポケットというのは比喩ですが、つまり、気になったものは、すぐにメモしておく、あるいは覚えておくということ。気になったものというのは、見過ごしてしまう可能性が高いものなんです。さっき人生と小説は似ていると言いましたが、やっぱり日々、見たり聞いたりしているものに対してぼんやりしていると、人生も小説を書くことも味気ないかもしれないですね。ある程度見聞きすることに対して意識を持てば、あ、これ何か引っかかる、というものが必ずあると思います。そしてそれは、何だかわからなくていいんです。むしろ、わからないからいいんです。例えば、”つむじ風”っていう言葉をどこかで見たときに、それがすごく印象に残って、つむじ風という言葉自体は、さして物珍しいものではないんだけど、でもなぜかすごく気になったとしたら、とりあえず、ポケットに入れておく。そして、これは現実にあった話ですけど、その後しばらくして、“○○食堂”という言葉を見たときに、ポケットの中の“つむじ風”とドッキングして、“つむじ風食堂”っていい名前だな、となったんです。そして、その言葉ができたときに半ば小説のイメージが大きく広がった。それは大きな発見でした。ひらめくとかアイデアを思いつくというのは、“つむじ風食堂”という言葉がいきなりやってくるのではなくて、自分の持っている何かに、次にやってくるものがくっついたり上手く反応して、化学反応みたいなことが起こるということです。だから、ポケットに何も入っていないと、アイデアは思いつかないし、ひらめきも発見も無いかなぁと思います。経験的に言って、若いうちというのは、相当意識的にポケットに入れておかないと、発見はできないと思います。だから、若い人は積極的にポケットに気になる言葉を入れておくことです。
─今、吉田さんのポケットに入っているものを教えて下さい。
書きたいと思っているモチーフは常に100くらいあります。これは割とこだわっていて、もし、ああ、今回ので20くらい使っちゃったなぁ、と思ったらすぐに20補填するくらい。今日はストックするぞ、くらいの気持ちの日もありますね。実際にはそんなに上手く集まらないですけど(笑)。あとは、今までとってきたメモを見直してみて、この中に無いかな、という日もあります。だから、次に書くのは一個これ、というようなことは無いですね。
─最後に、小説家を志している方や、ブックショートに応募しようと思っている方にメッセージいただけますでしょうか。
やっぱり、発見なんだと思います。発見が小説を書く何よりの楽しみだと僕は思います。楽しくないならやめた方がいいかもしれないです。楽しくないのに書いたものを読むのはこっちも楽しくないですから。内容がつらいとか怖いとか暗かったりしても、書いている人が何らか発見して楽しければそれはきっと伝わってきます。僕はかならず書きながら思います、この作品には発見があるのかって。
─ありがとうございました!
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