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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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第10回ブックショートアワード 12月期優秀作品

 

 

『クロワッサンと筍ご飯』
ウダ・タマキ

(『田舎のネズミと町のネズミ』)

高校を卒業してから故郷のスーパーで働いてきた倉田貴子だったが、三十歳を目前にして、些細なことをきっかけに田舎から上京した。しかし、都会での暮らしは思い描いていた生活とはほど遠いものだった。

 

『修羅よ、櫻の樹の下で眠れ』
長月竜胆

(『春と修羅』『櫻の樹の下には』)

生と死の狭間、とも形容される、とある山中の崖上。写真家の男が訪れると、そこにいたのは、白紙のキャンバスを前に座る盲目の老人だった。桜が咲く時を待っているという老人は、男に自身の半生を語る。桜が満開を迎えた時、二人はそれぞれに、真実の景色と出会う。

 

『存在のカタチ』
村草ミサキ

(『死なない蛸』)

ある水族館で飢えた蛸が飼われていた。皆、蛸は死んだと思っていたが、生きており、食物がなくなってしまうと、蛸は自分の足を食い、内臓、外皮、脳髄、胃袋と順々に食べつくしてしまった。蛸は消滅してしまったが、死ななかった。永遠に欠乏を不満をもった、人の目に見えない動物となって生きていた。

 

『さよなら、喜田くん』
鳥飼みその

(『北風と太陽』)

サークルの飲み会で知り合った喜田くんは、クリスマスプレゼントに広辞苑をくれるよう男の子だった。付き合いはじめてから交友関係やスケジュール、服装やメイクにまで口出しされ、自分を見失いかけたときに知り合ったのはおおらかで優しい先輩・陽太だった。

 

『ブンタ』
山本亮

(『北の海』※詩集「在りし日の歌」より)

男は死ぬために海に来た。その海岸で砂を掘り続ける謎のおっちゃんを見つける。おっちゃんの行為が気になる男は、死ぬ前にその行為の意味を知りたくて、おっちゃんに問いただす。そこに白いコートの女が現れ…

 

『月夜の夢』
水星浩司

(『夢十夜』「第三夜」)

私は産婦人科の入院室のベッドに寝ている。看護師が現れ、生まれたばかりの赤ん坊を私のそばに置いて立ち去る。私は自分の赤ん坊に愛情が感じられないが、それを見透かしたかのように赤ん坊が喋り出す。「俺を愛おしいと感じないだろう。当たり前だがね」。私は戸惑い、ナースコールのボタンを押すが…。

 

『退任式』
高乃冬

(『こころ』)

「先生。僕って、認めてもらう立場、なのかな」高校2年生の「僕」は、ひとつの葛藤を胸に生きている。ある日出会ったスクールカウンセラーの「先生」と二人で過ごす時間は、僕にとってとても心地よかった。しかし一年経ち、先生はこの学校を去る。先生と僕だけの、二人だけの退任式が始まる。

 

『幸の枝先』
和織

(『あじゃり』)

少年は夢の中で、空っぽのベッドの前で俯いていた。とても大切なものによってもたらされた、大きな不幸のせいだった。そこへ、青年が現れる。「やはり、まだここにいらっしゃったのですね。先生、私です。山本です」

 

『ゲーム』
森行クライ

(『少女パレアナ』)

高校生の時の担任教師の告別式の知らせを聞いたフジミヤは、当時クラスメートのアイザワを思い出す。「嬉しい」が口癖の人気者のアイザワ。10年前、フジミヤとアイザワはある出来事以来会っていなかったが、フジミヤはアイザワに会いに行こうと決めた。

 

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