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国際短編映画祭につながる 短編小説「公募」「創作」プロジェクト 奇想天外 BOOK SHORTS

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HOPPY HAPPY AWARD 8月期優秀作品

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HOPPY HAPPY AWARD8月期にご応募いただいた作品の中から選ばれた優秀作品12作品です。

『背負い水』
 もりまりこ

<凪街>に暮らす芙蓉は三年前まで、歳の離れた甚さんとくらしていた。29日がやってくると、彼女は<風音>をなんとなくたずねてしまう。甚さんと親しかったマスターの海さんと逢いたくなるからだ。甚さんは、どんなときも一日の終わりにはホッピーだった。いのちの水だねっていって幸せそうに笑いながら。

『未来~みらい~』
 ウダ・タマキ

未来(みく)は介護の仕事をしている。出会うのは様々な過去を抱えた人ばかり。長さんもその一人で、東京から単身この街にやって来た。しかし他の利用者と違い、長さんは幼き頃に亡くした父の姿を想像させるのだった。過去を語らなかった長さんだったが、一緒にホッピーを飲みながら過去を語り始めた。

『盗まれたホッピー ~この4人の場合~ 』
 三宅和樹

とある、小さな焼き鳥屋――ピーコがトイレから戻ると、テーブルの上にあったはずのホッピーが無くなっていた。盗んだのは誰だ!?彼女が思いを寄せる小浦か。近くの席に座る総理秘書官か。それともこの店の店長か。盗まれたホッピーを取り巻く4人の様々な思いが交錯する――

『幸せの味』
 塚田浩司

チヒロの父は大工の棟梁だった。いつも怖い父もホッピーを飲むときは優しく幸せそうな顔になる。チヒロは不思議な力があるホッピーに憧れを抱いていた。二十歳の時、父は体を壊し亡くなる。そして数年後チヒロは結婚し、旦那との生活の中でチヒロは自分なりの幸せの味を感じていた。

『夏祭りの香り』
 間詰ちひろ

みなもと商店街の一角にある小料理屋「稲田」でアルバイトをしている清水弥生。夏祭りの特別メニューを考えてほしいと頼まれ、幼いころ祖父母と過ごした夏祭りに思いを馳せる。弥生は祖父母が好んで飲んでいた特製ホッピーを思い出す。

『うらら会』
 黒藪千代

月に一度90歳の母を訪ね二人で食事に出かける修吾。東京から兄貴夫婦と母が暮らす浜松まで新幹線に乗って。いつもの外食中、蕎麦を啜った母が一通の手紙を差し出した。そして突然浅草のホッピー通りに行きたいと言い出す。母の体調が心配で躊躇うが、以外な事実を知って浅草行きを決意する。

『ホッピーの花』
 小野みふ

上司に勧められて、初めてホッピーを飲んだ新入社員のスバル。ふと茶色い瓶が、実家に飾られていた花瓶にそっくりなことに気がつく。帰省した際に母に訊ねたところ、亡き父がホッピーを好んで飲んでいたことを知る。それ以来、晩酌のホッピーを楽しみに、仕事に邁進するようになり、ついに三カ月後……

『バイトリーダー』
 黒藪千代

バイトリーダーになって初めてのトラブルに合う亜希。疲労困憊した翌日、先輩リーダー達の飲み会に参加すると以外な事実を告げられた。失敗だと思っていた経験は次へ進む為の大切な試練だった。ホッピーの弾ける爽快感が喉元だけじゃなく心の中まで染みていく。

『どうぞの椅子』
 サクラギコウ

ある日住宅街の中に手作りの椅子が置かれた。「どうぞ、ご自由にお座り下さい」と書かれていた。お爺さんが昼間だというのにお酒を飲み始めた。一人息子の命日だと言ったが嘘だった。だが咲羽は幼いころ好きだった絵本「どうぞのいす」から「どうぞ」という言葉の持つ優しさに気づくのだった。

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■協賛 ホッピービバレッジ株式会社
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