『願いのカクテル』微塵粉
いつものように、居酒屋で一人酒をする初老の男。陽気なつまみ達と語らうその時間は、彼の人生における唯一の癒しであった。彼の隣に新たな客がやってきて、出会いと別れが始まった。
○審査員からのコメント
ホッピーに手を合わせる仕草を映像で観てみたいと思いました。(渡辺憲司氏)
設定がユニークなうえ、人生の苦味もさりげなく組み込まれている非常に魅力的な物語でした。(ドリアン助川氏)
未来を感じられるお話。ワンシチュエーションで撮る面白いショートフィルムになりそうです。(羽住英一郎氏)
愉快な語り口が好きでした。小説としてもユーモアがありますし、映像化も楽しみです。(三浦しをん氏)