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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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第10回ブックショートアワード 11月期優秀作品

 

『たからもの』
深山喩生

(『姨捨山』)

姨捨山を登る平太だったが、道中で母が若返る。平太は母を連れ帰り、以前までの生活を再開する。その後二人は愛人関係であると噂が立ち、母を村から追い出した。しかし母は事前に国からの触れを破棄し村を襲わせ、自身と同じく平太を赤子に戻し、燃え盛る村から姿を消した。

 

『呪いの解き方』
はそやm(はそやん)

(『たにし長者』)

人付き合いが昔から苦手な女性が見つけた結婚相手はたにし。喋るたにしに戸惑いながらも思いに応え、美田で有名なたにしの故郷へと旅立つ。たにしの存在を異質と思わず心広く受け入れる村人と心休まる生活が続くと思われたある日、取材と称する輩が乗り込んできて、穏やかな日常に波紋が広がる。

 

『誰なんだよ』
芬蘭蓮(すおみるんめ)

(『大脳手術』(海野十三))

違和感はすぐに消えると執刀医は僕に言った。その通りだった。新しい脚は股関節にしっかりくっついて、感覚もあるし、歩けるし座れる。免疫抑制剤のおかげで一生涯拒絶反応も起きないそうだ。ただ、やはり、安物の足は見た目も値段相応だな。

 

『きみょうなしごと』
くろいわゆうり

(『「判決」「流刑地にて」「城」』)

モロは幼少期通っていたスーパーマーケットへ7年ぶりに訪れた。昔と比べ広大になった店舗内は、朝から多くの客で溢れていた。そこで巻き起こる出来事を通じて、モロは母親との関係性を見つめなおすことになる。そして、店舗内で、モロは「きみょうなしごと」の一端に触れることになる…。

 

『傴僂の隠亡』
和織

(『書けない探偵小説』)

コウジが人を焼いて稼ぎ続けたのは、金よりも秘密を貯める為だった。その日も、いつものように死体を焼く筈だったのに、思いがけずに美しい生きた秘密を手に入れた。

 

『昼下がりのシンデレラ』
蔵原先

(『シンデレラ』)

ずっと男に助けられて生きてきた田村時子は、学生時代にホステスのバイトをしていた時、店の客に招かれた会社の創立記念式典で、今の夫である歩と出会う。エリートの歩と結婚後、歩は農業で生計を立てたいと言って会社を退職した。時子は歩とお腹の子と、歩の祖母が住む田舎で暮らすことになる。

 

『フェイク』
ウダ・タマキ

(『鳥と獣とコウモリ』)

人とうまく接することができなくて、人生が嫌でたまらなくなった俺は、ある日の夜『フェイク』という店に入った。いろいろな動物のレザージャケットを取り扱っているそうだ。店主は俺にこう言った。「その動物の皮をあしらったジャケットを着ると、その動物の特性を持つことができるのです」と。

 

『決まった人』
宮沢早紀

(『わらべうた「はないちもんめ」』)

「はないちもんめ」で最後まで名前を呼ばれず残ってしまうことを気にする息子の智哉と、力の強い人々から利用される不器用な上司の政井。そんな二人に同情しつつも、もっとしたたかになってほしいと苛立ちを覚える真子が一歩踏み出す物語。

 

『愚者の衣裳』
益久渡来多

(『裸の王様、鰻の嗅ぎ賃』)

昔、チサーナ王国という小さな国に王様がいました。国民ともども質素な暮らしをしていた気のいい王様は、着ている衣装もボロボロで大臣たちも気の毒に思っていました。そんなある日、急に思い立ったように王様が「王に相応しい衣装を作った者に報奨金を遣わす」と宣言したのでした……

 

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