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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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原作開放小説一覧

どなたでもショートフィルム化可能な原作の一覧です。
(詳しくはこちらをご覧ください。)

『暇』
 佐藤

(『桃太郎』)

桃太郎、犬、キジ、猿、鬼。それぞれのまだ何者でもない頃の話。

『はるかなるブレーメン』
 志水孝敏

(『ブレーメンの音楽隊』)

ブレーメンを目指して旅立った動物たちだが、泥棒たちから奪った小屋で安楽に暮らし、夢を忘れかけていた。ニワトリだけは努力を続けていたが、美人のメンドリとの間に子供ができ、けっきょく家庭に落ち着いてしまう。しかし、彼は幸せそうだった。

『人参』
 谷ゆきこ

(『檸檬』梶井基次郎)

得体のしれない嫌なものに心をおさえつけられていた「私」はある日、明け方3時に目が覚めてしまい、その原因について考えをめぐらせる。それから一睡もできないまま朝になり、むしゃくしゃした気分で外に出た「私」は、人参の切れ端が道に落ちているのを見つける。誰かのゴミ袋から落ちたものらしい。

『ウサギ!とカメ』
 泉谷幸子

(『ウサギとカメ』)

ウサギとカメがかけっこで競争することになりました。よーいドンで飛び出したウサギは、あっという間にカメを引き離していきます。そして十分距離をとってから、ウサギはふと冷静になり、なぜカメが100%不利なはずの競争を受け入れたのかをじっくりと考えるのでした……。

『つまらないものですが』
 泉谷幸子 

(『わらしべ長者』)

「ごめん、好きな人ができた。」携帯の画面に映された吹き出しにそんな文字が入っているのを見た瞬間、ぽかんとしてしまった。真昼の公園で抜け殻のように呆ける加奈。そんな彼女に、ある少女が四葉のクローバーを差し出した。

『海亀の憂鬱』
 泉谷幸子

(『浦島太郎』)

海の中のとある宮殿に、大きな海亀がやってきました。竜宮城の乙姫様にお仕えする亀が、100年に一度の報告をするために参ったのです。亀は海神様に拝見し、これまでのように乙姫様の行いを詳らかに語りだしました。

『イン・ワンダーランド』
 花島裕 

(『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』)

「藤堂ありすです。」とみんなの前で自己紹介したあの日。親の都合で中二の二学期から転校した私は、新しいクラスにとってゼロの存在だった。むしろ名前負けの平々凡々な容姿からすると、マイナススタートだったかもしれない。

『かんからり』
 太郎吉野

(『雪女』)

ホームレスの青吉は、食料を探しに入った市街地近くの山の中で、周囲から隠すように遺棄されたセダンを見つけた。快適なシートもあり、ドアを閉めると密室となるクルマは格好のねぐらで、青吉にとって手放したくないねぐらとなるのだが、しかし、そこには先住の「隣人」がいた。

『吾輩は坊ちゃんである』
 太郎吉野

(『夏目漱石『吾輩は猫である』『坊ちゃん』『こゝろ』『三四郎』)

吾輩は坊ちゃんである。名前はまだ無い。親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。無鉄砲に加えてこれも親譲りの短気である。生来の無鉄砲と短気とそそっかしさから、人助けのつもりで奸物の教頭とその腰巾着の美術教師をぽかりとやった。

『ゴク・り』
 冬月木古

(『桃太郎』『聖書』)

「どんぶらこ、どんぶらこ……お腹の赤ちゃんの誕生を待つ親、孫の誕生を待つ夫婦。公園で育児中のママたちがおしゃべりする中、少年は部屋にいた……」

『青い月』
 冬月木古

(『おむすびころりん』『鼠浄土』)

「猛烈に暑い日、散歩に出たわたしは、公園のグラウンドで行われていたラグビーの試合を観ていた。暑さでゆらゆらかげろうのように選手が走っていた。カミサンの作ってくれたおむすびを食べ始めるが、考え事をしているうちに落としてしまうと……」

『呼吸をするということ』
 武藤良太

(『花さか爺さん』)

妻の葬式の夜。妻は私の夢に現れ、あるお願いを言い残した。雪山に咲き誇る桜、優しい微笑、暖かな手、『現実』と『思い出』が私に教えてくれたことは、無意識に呼吸をするという今を見つめる術だった。

『幻影団地』
 実川栄一郎 

(『むじな』『のっぺらぼう』)

幽霊が出るという団地の取材をすることになったフリーのルポライターである私。夜の現場を訪れてみると、誰も住んでいないはずの部屋の、通路に面した台所の窓にほのかな明りが灯った。思わずドアのノブに手をかけると…

『北風と太陽』
 実川栄一郎

(『北風と太陽』) 

行きつけのスナックで飲む20年来の仲の3人組。彼ら全員から口説かれているママは、あるお客さんから聞いたという、”雲”が出てくる「北風と太陽」の話をはじめる。その意図がわかったのは、お店を出た後だった。

『夢N夜』
 宮川裕陽

(夏目漱石『夢十夜』)

こんな夢を見た。謎の白い部屋で「古いGoogle」と名乗る男に、「私」はある文章を読んでくれと頼まれる。それは夏目漱石の『夢十夜』第六話を何度も何度もGoogle翻訳にかけて再翻訳を繰り返した代物だった・・・。

『ホントの気持ち』
 山本康仁

(『鶴の恩返し』)

「見ないで」と言い続けて三週間。香苗はいまだ一度も覗かれたことはなかった。コールセンターに連絡し、どうすれば覗かれるのか相談する香苗。このまま見られなければ、香苗は元の生活に戻れない。香苗の不安をよそに、裕樹は毎晩笑顔で「絶対に見ないよ」と約束する。

『合格!』
 山本康仁

(『ネズミの嫁入り』)

小さい頃に親が離婚し、マイペースな父・岳志と暮らしてきた詩織。決して裕福とはいえない生活からの脱却&脱実家暮らしを目指し、高収入な企業への就活を目指し続けるも落とされてばかりだった。自分の好きなことを仕事に。そう姉や父から言われ、詩織は就活を再スタートさせる。

『美希と紗希』
 山本康仁

(『浦島太郎』)

高校三年生の美希はある日、自分が妊娠していることに気付く。淡々と堕ろす準備にかかるが、さすがに勉強には集中できない。次第に悔しさも込み上げてくる。なんでわたしがこんな目に。姿見に映る自分を見つめながら美希がそう思ったとき、鏡の中からもうひとりの自分が現れて鏡の中へと連れていく。

『ユニフォーム』
 山本康仁 

(『笠地蔵』)

父の跡を継いだスポーツ洋品店にある日、元気な小学生が8人やってきた。野球のユニフォームを8着作りたいという。利益を度外視して作ってあげた私はその後、河原のグラウンドで試合をする9名の子どもたちを見かける。

『ガラスの靴を、シンデレラに』
 山本康仁

(『シンデレラ』)

年老いたお義母さんと同居するチカ子。彼女は毎日同じ時刻に通帳が無くなったと騒ぎ立て、チカ子を犯人扱いする。医者のアドバイスで散歩をすることになったお義母さんは、チカ子の新品の靴で足を踏み出す。

『サルの夢』
 山本康仁

(『猿蟹合戦』)

私はまた、サルの夢を見て目を覚ました。ここ一週間その夢ばかりだ。小学五年生の夏に転校してきた彼女。猿の物真似が上手かったからサル。あっという間に人気者になった後、同じスピードで悪意が集まった。私は何もやっていない。

『もみの木』
 小高さりな 

(『もみの木』)

家族三人の夕食を終え風呂に入った後、さっそく買った本を読もうと剛は寝室に向かった。彼がベッドに横たわると、妻が話があると切り出した。「アイドルになりたい?」もちろん、妻ではなく、娘が、である。寝耳に水だった。

『アコガレ』
 田中りさこ

(『うりこひめとあまのじゃく』)

「うりこひめが木に縛りつけられるあのシーン。子供心にすごくドキドキした」
わたしは、本当は『エロ』に興味があるのに、それを表に出せない真面目な自分に嫌気がさし、二十歳の誕生日の記念に、初めてクラブへと訪れた。そこで出会った一人の若い女。わたしと彼女は、交流を重ねていくが……。

『コウモリ女』
田中りさこ

(『卑怯なコウモリ』)

ナナ、夏、まことの三人は、中学校の同級生。それぞれ別の高校に入学し、大学進学を気に自然と会わなくなった。十年ぶりの同窓会で再会すると、話に花が咲き、後日再び集まることになった。するとさらにその翌週…

『ユリ』
 田中りさこ 

(『ヒナギク』)

「私は、私だから。」化粧っ気もなく、地味なファッション。同僚の菊田さんは、周り人に気を使うこともなく会社で浮いた存在だ。ある日、それを指摘した友莉は、思わぬ鋭い言葉を返される。その夜、憧れ同僚の翼を街で見かけるが…

『ある医師の心得』
 田中りさこ 

(『こぶとりじいさん』)

頬にできたこぶの相談が増え始めたのは、一年前のことだった。こぶは、ある日突然できる。こぶに関して分かっている特徴は二つ。一つは、片方の頬にしかできないこと、二つ目は、女性にしか発症しないことだ。

『ルンペル』
 田中りさこ

(『ルンペルシュティルツヒェン』)

貧しく暮らす沙織の前に突然現れた、赤いとんがり帽子をかぶったスーツ姿の青年 ルンペル。彼は沙織が困るたびに出現し、不思議な力で、あるときはラーメンを出し、あるときは毛糸を金に変えた。

『The perfect king』
 田中りさこ

(『裸の王様』)

平和で穏やかな国を治める王様は、領民から愛される非常に優れた人物だった。ただ、たった一つだけ悩みが。それは、“誰も自分に意見しないこと”。王様は皆の心を確かめるため、ある作戦を実行することに…

『泡になる』
 石井里奈

(『人魚姫』)

彼女は失恋した。昨日、予てから付き合っていた彼に別れを告げられたのだ。
こういう日はなにかに没頭するのが一番だと、彼女は知っていた。それは例えば料理だったりもする。別れから一日、感情の波に呑まれながら孤独とうまくつき合おうとする彼女の小さな恋のお話。

『傘売りの霊女』
 香城雅哉 

(『マッチ売りの少女』)

「傘みたいな人間になるんじゃ」祖父にとって、傘を作ることが人生の全てだった。でも、私は傘を売るのが嫌いだった。祖父の遺した傘を売り切ってやめようと決意した数日後、私は倒れた。今、行き交う人々は私に一瞥もくれない。

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*それぞれの小説はフィクションであり登場する人物、団体等名称は実在のものとは関係ありません。
*また、それぞれの小説内のいかなる主義・主張もブックショートとは無関係です。

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