ブックショートアワード2016年1月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
妖怪ライフいいなぁと思いながら、最後まで楽しく読ませていただきました。最後の三万年目、最高です。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
すっかり引き込まれました。通り雨のような出会いの後に残ったせつなさと、あえて言わないことで深まる甘美。実に見事で感激しました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
くせぇ。でも何故かかっこいい。そんな主人公でした。怖かったり理不尽だったり胸糞悪かったりする都市伝説をうまいこと料理した、面白い話だと思います。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
あっさりとした語り口でテンポもよく、するすると読み進めることができました。だんだんと事情が明らかになっていく展開と最後のオチが見事で、ショートショートらしい軽妙さと熟考された人間ドラマが両立した作品だと感じました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
原作が好きなので。というのは冗談です。最初に読んだ印象は、「星新一先生が書いたみたい。ひょっとして-作・・・・・・」でした。ちょこっと調べてみた結果、同じように『裸の王様』をモチーフにした話はありましたが、全然違う内容でした。疑って、ごめんなさい。そんなこんなもあって、最終的にどれを選ぼうか、四つの物語で迷いました。『三万年目』は文体とユーモラスな小ネタの数々、『狸釜』は独特の雰囲気が、個人的に良かったです。あと一つがどの物語なのかは、伏せておきます。あるアイデアが、とても面白いと感じました。四つの物語は僅差でしたが、今回は『裸の王様』で。駄文失礼しました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
元作品のリルケ『窓』は恥ずかしながらこの小説を読んで知りましたが、まず詩を小説にするアイディアがいいなあと思いました。内容も静かながら淡い恋心が描かれていて、読んだ後に、喫茶店でホッと一息つけるような、そんな小説でした。好きです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
さっくりとした文章が現実と夢の世界を違和感なく繋いでいて、読んでいて心地よかったです。読後の余韻も明るく爽やかでした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
若かりしころ、NASDA(現JAXA)に勤めていました。(お茶くみOLですが!)当時は、日本初の人工衛星が打ち上げられ、最先端の宇宙科学に従事している研究員の方から、ビリー・マイヤーという作家の本を渡されました。人間という生物がつくられた意味、だれが? どうしてこの地球ができたのか? その意味はダーウィンとか、ほかでも絶対のところはどんな科学でもわかりえない部分があるのかしら? と娘心に思ったものです。読んでも、難しくて理解できませんでしたが、生身の人(子供)の純粋な心の中の方が、本当の宇宙なのではないかとパロディな感じがおもしろいと思いました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
今を舞台にしつつも、原作の不思議な世界観が読後感として残る良い作品だと思います。