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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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ブックショートアワード
2020年度9月期優秀作品

『バランス オブ ワールド』
 中村市子
(『羅生門』)

友介は同級生の財布を盗んだ現場を真面目な学級委員長の紗栄子に目撃される。紗栄子は 怒るでもなく、なぜか友介が履いていた白ブリーフを奪って行く。友介は紗栄子が白ブリーフを奪った理由を考えるうちに彼女の優しさに気づくのだが、そこには一つ大きな計算ミスが起こっていることを発見する。

『待ち合わせ』
 松野志部彦
(『浦島太郎』)

由佳に誘われて浦島祭に出かけた僕は、儀式の最中、彼女が亀役であることを知る。浦島太郎と亀が地上に戻るのは百年以上も先のこと。風習に従い、海の底へ旅立っていく由佳。それを引き止められなかった僕は、その日から彼女の帰りを浜辺で待ち続けるが……。

『版画と林檎ジュース』
 東野美矢子
(『白雪姫』)

チエコは学生時代、ある版画に表された女性に似ていると言われたことがあった。その20年後、たまたま画廊でその版画が売られているのを目にする。自分の老化に比べて、作品の中の女性が若いままであることに強く嫉妬したチエコは版画を入手するが…

『俺と彼女の最後の日』
 中村ゆい
(『人魚姫』)

人魚の存在が公になって久しい今日。薬を飲んで人魚から人間になった後輩の女の子は、同級生の佐藤に片想いしている。想いを実らせることがないまま、薬の副作用によって泡になるつもりで。彼女が人間でいられる最後の日を、俺は彼女と一緒に過ごす。佐藤の代わりに、面倒見のいい先輩ヅラしながら。

『世の中から時計が消えた夜』
 もりまりこ
(『シンデレラ』)

わたしは、部屋の時計が動かなくなっていたので馴染みの電気屋さんに駆け込んだ。足元はサンダル履きのままで。そこで知ったのは、「世の中の時計の針が消えたらしい」ということだけだった。そこに佇んでいたのは、シンデレラになりそこなったらしいスーツ姿にサンダル履きの男の人がひとりいた。

『Early to kill girls』
 室市雅則
(『アリとキリギリス』)

僕は同じクラスの女の子たちにいじめられている。この世の天下のように振る舞う彼女たちに、何ができるわけでなく、こっそりと自分なりに気を晴らす『あること』をコツコツと始めた。

『カルテット』
 千田義行
(『ブレーメンの音楽隊』)

元高校教師の”私”は4人の元教え子から唐突かつ立て続けに手紙やメールを受け取る。そこにはそれぞれの境遇とかすかな窮迫が感じられた。”私”は彼らを集めて昔のように『カルテット』を結成しようと決意した。

『ほたろの木』
 洗い熊Q
(『光る風景』)

小学校時代、私の初恋の人。その後の私の人生にも影響を与えた人でした。

『それがわたしの復讐だ』
 小山ラム子
(『さるかに合戦』)

わたしの友人の佳苗は、ある女子生徒に悪口を言われ続け深く傷ついていた。そんな佳苗が漫画を描きはじめてから人気者となった。しかし人を勇気づけようと描いていた漫画が、思いもかけず復讐の機会を与えるものになってしまう。

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