ブックショートアワード2017年度12月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
そう展開していくんだと意表をつかれた感じでした。ノスタルジックな雰囲気もあり、最後は丁寧にまとめられて好きな感じです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
なにしろ定番の感動作品に弱いのです。飾らない文章でテンポよく進んでいく物語と、丁寧なですます調が童話らしさを演出していて、すごく話の雰囲気にあっていると感じました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
お話の設定が面白く「そうきたか」と思わせられました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
読み始めてすぐ「これはずるい」と感じました。落語のような独白は小説かなあと思ったからです。でも読み続けるうちに「これは面白い」に変わりました。読みやすさと楽しさは短編小説の肝だなと改めて学びました。さりげなく銀色に光るあれが、まさにオチを回収(収穫?)したのも綺麗。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
よく知られているカフカの「変身」に対して上手く新しい観点が加えられていて面白い作品になっています。また、作者の虫への豊富な知識が作品をリアルに感じさせてくれるので、かなり読みごたえのある作品となっています。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
最初と最後、過去に思いを馳せ部屋から一歩も出ていない主人公と、思い出の中で空に自由に飛び立った少女の対比が良かった。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
なんとも旧式に拵えられた僕の頭では話の内容をまったく解せず、短いことも手伝って思わず何度も繰り返し読んだ。すると知らぬまにツボにはまっていた。はまったものの僕の古い頭では、話を浦島太郎とつなぐことが出来ず、もう一度とまた読む…… 物語の無間地獄に陥りましたw
○選んだ作品:
○選んだ理由:
14歳の母のいない女の子の気持ちがとてもしっとりと描かれていると思いました。ストーリーの流れがすっきりとまとまっていて気持ちよく読めます。バスの女性が二十歳になった女の子であるということがキラリと光る腕時計の伏線で判るというラストもうまいと思います。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
日常の中にふらりと迷い込んだ非日常。それを追って男が超現実的な世界へ入って行く。昭和30年代の浅草という舞台に、わたしも迷い込みました。下町のカオスが作品に趣を与えていると思います。