○選んだ作品:
『黒いパンプス』大前粟生(『シンデレラ』『ラプンツェル』『金太郎』)
○選んだ理由:
リアリティーがある話かどうかっていうのは、現実世界に起こりうるかどうかではなくて、物語との距離感の中にあると思うんですけど、そういう意味でこの黒いパンプスは非常に現実的でした。「(略)—–ケンジの桃太郎だって私は好き。あんなにおいしそうにきびだんご食べるんだもん」の一文とか、最高ですよね。
ブックショートアワード2015年10月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
リアリティーがある話かどうかっていうのは、現実世界に起こりうるかどうかではなくて、物語との距離感の中にあると思うんですけど、そういう意味でこの黒いパンプスは非常に現実的でした。「(略)—–ケンジの桃太郎だって私は好き。あんなにおいしそうにきびだんご食べるんだもん」の一文とか、最高ですよね。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
ショートショートらしい、捻りの効いた軽妙なオチが見事でした。さらりとした語り口から、最後の最後でぞっとさせる展開に引き込まれました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
次々と予想を裏切る設定と、限られた字数の中で解かれないままの謎、そして美しく描かれる暗い絶望が魅力的でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
本当に1人で舞台を観ている様な気持ちになる作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
無機質で赤裸々な男性たちの本音が面白く、モノローグとダイアローグだけの文章もとてもインパクトがあった。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
好みです。流れの中でビジョンが綺麗に浮かんできましたし、こういう抜け出せない系の夢は誰しも経験があると思うのですが、思い出してゾクッとしました。
○選んだ作品:シトフキワイ
○選んだ理由:
すっきりと落ちた終わり方で、読み終わって気分が良かったです。序盤の黄昏具合の描写が上手いと感じたし、『鶴』は一人だけじゃなかった、という結末も、よくできたハッピーエンドだと思いました。