○選んだ作品:
『いちょうの実』菊野琴子(『いちょうの実』宮沢賢治)
○選んだ理由:
最近はカジュアルな作品や崩したスタイルが多いので、正統派の文学という雰囲気にはどこかホッとします。内容としては、宮沢賢治さんの「いちょうの実」から続く感じのストーリーですね。そのため、原作やあらすじに目を通さず本編を読み始めると、少々難解に感じるかもしれません。原作を知らない方には、是非とも原作とあわせて読んで頂きたい作品です。
ブックショートアワード2016年10月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ理由:
最近はカジュアルな作品や崩したスタイルが多いので、正統派の文学という雰囲気にはどこかホッとします。内容としては、宮沢賢治さんの「いちょうの実」から続く感じのストーリーですね。そのため、原作やあらすじに目を通さず本編を読み始めると、少々難解に感じるかもしれません。原作を知らない方には、是非とも原作とあわせて読んで頂きたい作品です。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
どうしようもないときの人間の弱さとたくましさがありのまま真っ直ぐに描かれていて、苦しみながらも自分を案じてくれる人の気持ちを感じ取れる主人公はとても強い人だなと思いました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
今回こちらの作品を切欠に初めて原作の「いちょうの実」を読んだのですが、もともと二つで一つのお話だったのではないかと思うほどしっくりと馴染みました。劇的な旅立ちのあと、ひたひたと迫る不安に必死で耐える坊ちゃんと、ひねくれた口を聞きながら坊ちゃんを見守る鴉のやりとりが切なくも温かく沁みました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
自分にも知り合いにも近所の人にも起こりうる、あるいは起こっているかもしれないと思わせるリアルで冷静な描写、本当に怖いものはすぐそばにある現実だと思わされました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
「見えない」という概念を逆転してこんなに展開できるのが凄い
○選んだ作品:
○選んだ理由:
こんな話だったなと思いながら読み進めていくうちに慣れ親しんだ昔話が実際にあったお話のように思われてきて、どこか別のところで本当に彼らは存在しているのかもしれないと思ってしまいました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
兎のキーキャラクターがウサギとカメ、カチカチ山に通じているのをうまく使ってるのがおもしろい。テンポもよくて楽しく読めました
○選んだ作品:
○選んだ理由:
パワフルで、リズミカルで楽しめました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
カラスが好きなのと、今回私が執筆した作品にもカラスが出てきたのとで、何だか嬉しくなっちゃいました。