小説

『祈り』多田正太郎(昔話『雨乞い』など)

誰が、何に、何を、祈り・・。
その、旅路。
それを訪ね歩く。
旅路は、まだまだ、終わらない。
とにかく、それは、言い切れるぞ。
ああ、言い切れるな。

では、また、会おうではないか。

ポチャン! ポチャン!
月夜に輝く湖水に、水音、二つ。
広がる、波の輪、キラキラと。
なんとも、美しい。

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