ツイート 俺はとてもミウに会いたくなって、彼女と過ごしたマンションへと自然に足が向いた。すぐそばまで来たとき、マンションのほうから女と男のはしゃぎ声がした。声のするほうに目をやると、ミウが男と手をつなぎ、楽しそうにマンションのエントランスに入っていくのが見えた。俺は、 「まったくなにやってんだ」と、今度は口に出してつぶやいた。 8/8 前のページ 10月期優秀作品一覧 HOME 1 2 3 4 5 6 7 8