■推薦者:末永政和 / 『パノプティコン』『人魚』
○選んだ作品:
○選んだ作品:
『ごめんなさいね』吉倉妙(『マッチ売りの少女』)
○選んだ理由:
どことなく不安定な語り口にはじめは違和感を抱いたのですが、主人公の心情と文体とがシンクロしていくようで、気がつけば引きずり込まれていた感じです。
ブックショートアワード2016年11月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ理由:
どことなく不安定な語り口にはじめは違和感を抱いたのですが、主人公の心情と文体とがシンクロしていくようで、気がつけば引きずり込まれていた感じです。
○選んだ理由:
解釈の難しいところや謎も多いホラー・オカルトな作品ですが、描写が細かく丁寧なので、世界観がとてもよく表現されていると思います。バランスやテンポも良いので、違和感なく雰囲気を楽しむことができました。
○選んだ理由:
孤独な男が少しずつ孤独でなくなっていく様子にほっこりほのぼのしながら読み進めて、結末に見事に不意を突かれました。物事の終わりは案外こんな風に、何でもないことからあっけなく起こることなのかもしれません。
○選んだ理由:
主人公の記憶の断片が、まるでパズルのピースみたいで、読み終えた時には、パズルを作り上げたかのような達成感を味わいました。
○選んだ理由:
初笑いしました。妖怪や都市伝説たちも生きにくい世の中になってきましたねぇ
○選んだ理由:
目の前に情景が浮かんでくる描写力にひきこまれました。きれいで静かな中に凄みのある怖さを感じます。