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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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原作開放小説一覧

『犬が桃太郎の名を呼ぶ話』
 月山

(『桃太郎』)

「桃太郎さん、きびだんごは?」「全部食べた」「桃太郎さん、ここで何を?」「野垂れ死のうと思って、死ぬ場所を探していたんだ」「桃太郎さん、それはどうして」「島に行く気がないからさ」

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『光の闇』
 和織

(『白』リルケ)

白い壁紙、白いベッド、白いカーテン、白い服。窓の外には、白い花畑。純白の部屋で過ごす、その姉妹の結末は。

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『七分の六番目の河童』
 園山真央

(『河童』芥川龍之介)

先輩の妊娠を機に「流産は七分の一の確率で起こる」ことを知った慶は、芥川の短編「河童」を思い出す。人間も河童のように出生前に誕生への意思を問われているならば、「産まれたくない」と答える勇気を持つ者は全体の七分の一程ではないか。慶は自分を勇気なく産まれた七分の六番目の河童だと考える。

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『種なし葡萄』
 おおさわ

(『織姫と彦星』)

福島の実家に戻り、東京でともに10年暮らす古田との別れを決意する。
月日は何を変え、何を維持しているのか。種なし葡萄からは、ガリッて音がした。

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『末裔』
 広瀬厚氏

(『雪女』)

真夏の炎天下、仕事をやめ無職のアキオは街をあてもなく歩いていた。そんな彼の目にショーウインドーを眺め立つ色白な女の後ろ姿がとまった。彼が後ろ姿に見惚れていると女はふらり倒れるように地面の上にうずくまった。アキオは女にかけより声をかけた。振り返った女の目には冷たいものが宿っていた。

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『眠り姫とオフィーリア』
 乃波深里

(『眠れる森の美女』/『ハムレット』シェークスピア)

親友との些細なすれ違い、自分に向けられる同級生からの好意への戸惑い。持てあます様々な思いから逃げるように、あたしは今日も、高校の美術教師浮橋の描いた、美しいオフィーリアの元へ足を運ぶのだ。いつかきっと、彼女は目覚めるはずなのだ、という少しばかりの期待をもって。

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*また、それぞれの小説内のいかなる主義・主張もブックショートとは無関係です。

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