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2017年度12月期優秀作品

Book Shorts2017年度12月期にご応募いただいた作品のなかから、厳選した物語を掲載しています。(順不同)

■2017年度12月期優秀作品(21作品)

『手取り20万円』
 広瀬厚氏

【「20」にまつわる物語】

小さな町工場で働く私の月給は、だいたい手取り20万円ほどである。ボーナスはない。四十代で家庭持ちの私にとって、その額は情けなくも厳しい。はっきり言って私は、この先将来が不安である。しかし妻は存外私の少ない手取りに平気でいる。それが私には謎である。

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『長生き杖』
 田中希美絵

【「20」にまつわる物語】

母方の祖父は無口な人だった。年子の三人姉妹の私たちがたまに遊びに行くと、迎えてくれるのはいつも祖母のほうで、祖父の方はどこかに出かけているか、たまにいても階下の書斎に篭っていた。

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『次、停まります。』
 間詰ちひろ

【「20」にまつわる物語】

母を事故で亡くしている絵美は「家族」をテーマにした作文を書けずに困っていた。そんなとき、クラスメートからある噂話を聞く。それは「二十」というバス停で未来の自分に会える、というものだった。未来の自分の家族について作文を書こうと決めた絵美は、その「二十」というバス停に行ってみる。

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『飛べなかった記憶』
 高橋己詩

【「20」にまつわる物語】

廃校寸前の小学校に、私とタケコを含めた二十一人は生きていた。タケコプターと呼ばれるようになったタケコは、自らがタケコプターではないことを証明するために、ある行動を起こす。それを見ていた私は、飛び立つことができるのだろうか。

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『アケガタ・ユウガタ』
 もりまりこ

【「20」にまつわる物語】

明方昇と夕方翔。偶然のように出会ったある日運命を感じたふたりは、ともに暮らし始める。そして就職はやめにしてなぜか売れない漫才師になった。そこで言葉のスキルをあげるためにはじめたのが、スロウ・グラスゲームだった。いつどこでだれがなにを、紙にそれぞれ書いてゆく。ルールは20ワードで。

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『祝祭の日』
 藤野

【「20」にまつわる物語】

サーシャたちの村は丘陵地帯の丘の上に、渓谷を見下ろすように建てられている。今日は年1回開かれる村人が総出で集まる祭りの日。そして20回目の祭りの日だった。村の伝統を大事にして一生懸命準備をし、皆が笑顔で語り合い一晩中祭りを楽しむ。ゆっくりと夜が明けていく中で、この祭りの本当の意味が明らかになる。

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『軸木は黒く燃え残る』
 洗い熊Q

【「20」にまつわる物語】(『マッチ売りの少女』『アリスの不思議な国』)

真っ暗闇の中で兄と妹の二人。はぐれてしまった母親の安否を心配しながら、持ってきたマッチに願いを込めて擦り点ける。

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『灯台守の犬』
 はやくもよいち

(『定六とシロの物語(秋田の昔話:老犬神社)』)

雑種犬・ペスは灯台守のパラディ先生と毎晩、明かりを灯していました。主人が亡くなった後も、夕方になると灯台の下へ行っておりました。数年後、村に嵐が訪れた日、ペスは年老いた体にムチ打って家を飛び出します。仲良しの娘・アンジェは、彼を追って丘の灯台へ向かうのでした。

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『笑う男』
 矢澤準二

(『猫町』萩原朔太郎)

サラリーマンの卓郎は、朝の日暮里駅の階段で争っている3人の男を見る。そのうちの1人は、柴犬に似ていた。その夜新橋で酒を飲んだ帰り、その柴犬に似た男を見かける。卓郎はその男を尾行し浅草まで行く。男はホッピー通りに向うが、そこは昭和30年代初めの世界だった。そこで卓郎は3頭の犬を発見する。

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