応募規定 応募要項 1週間に2本ずつ捨てていたのだ。 「それなら、私が飲む!」美海は叫んでいた。 「トミ祖母ちゃんのアパートへ遊びに行ったときに、ホッピー2本分飲む」 トミが「偽の孫がずうずうしい」と言った。 「偽物だからずうずうしいんだよ」と美海が答える。 「金は払わんよ」とトミ。 「契約切れだからね」と美海。 トミの眼に涙が光った。 「鬼の眼にも涙」と美海が笑った。泣きながら笑った。2人は顔を見合わせて笑った。 5/5 前のページ 第4期優秀作品一覧 HOME