応募規定 応募要項 俺は画面のメールを音読する。 「えー、なになに。お疲れ様。ありがとう。お、こりゃ今年のボーナス期待出来るかな?」 同僚に声をかけた。 「その先…」 同僚の声は明るくはない。 「はいはい」 俺は携帯の画面に再び目を落として、声を出した。 「ブリュッセルへ行け…。へいっ!」 ってなもんで、俺は走り出した。 俺の背中で、ホッピーが揺れる。 7/7 前のページ 第3期優秀作品一覧 HOME