応募規定 応募要項 興奮した美穂が仰け反りながら鋭く突っ込む。 「こりゃライバル多いよ~。」 弥生はニヤニヤが止まらない。 もちろん由衣も、驚きと嬉しさが混じりあっている最中だった。 「ランチは黒酢で!緊急会議だよっ!!」 美保の鼻息で由衣の持っていたプリントが1枚飛ばされた。 お仕事頑張ろう。もっと勇気を出してみよう。広い世界をもっと感じよう。 ついでに、辞めた英会話教室にもう一度通おう。 今、ホッピーに何か入れるとしたら、由衣は迷わず<恋>を混ぜる。 奏でられたカルテットは、眩いほどの金色だった。 9/9 前のページ 第2期優秀作品一覧 HOME