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アットホームアワード7月期他薦アンケート

アットホームアワード2016年7月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)

■推薦者:碧川麻里 / 『珈琲奇譚』

○選んだ作品:

『「電話」他五篇』イトウガク



○選んだ理由
:
6つの短い夢を次々に見たようなおもしろさ。等身大のリアリティーが印象に残りました。

■推薦者:結城紫雄 / 『64年のビオトピア』『サンターナ99』『スクランブルス』

○選んだ作品:

『自分探し』がく



○選んだ理由
:
アットホームアワード応募作に限らず「全ての」小説の主人公には「お隣さん」がおり、それぞれの「ご当地」が確かに存在する。3世帯に1世帯が「一人暮らし」である現在、四畳半のアパートで青春を過ごしたキャラクターも少なくないはずだ。私たちはその事実を見落としがちで、その「見落とし」は我々現代人がしばしば指摘される「人間関係の希薄化」とよく似ている。その些細な事実に光を当ててくれるのが本文学賞であり、この『自分探し』という小説なのだと思う。物語の最後“自分探しはまだまだ続きそうだ。”と主人公は独白しているが、おそらく彼はもう気づいているだろう。「探さなくとも自分は“ここ”にいる」ということを。

■推薦者:安田ほるん / 『のむということ』

○選んだ作品:

『64年のビオトピア』結城紫雄



○選んだ理由
:
「狂気ともとれる行動も、平坦な言葉で語る夏江から感じる自信に納得させられてしまいます。引っ越しの第一条件が「風呂トイレ別」である多くの人には不便の象徴でしかないユニットバスも夏江の目に映せば素敵な世界になるんですね。こういう日常の、誰でも目にするものに対する価値観を変化させるような物語は大好きです。やっぱり引っ越し条件は「風呂トイレ別」ですが、ホテルなんかで出会う度にきっと夏江を思い出すでしょう」

■推薦者:九 / 『クリエイト・ルーム』

○選んだ作品:

『部屋交換』高瀬ユキカズ



○選んだ理由
:
読み終えた後、心がほっこりした物語。それが選んだ理由です。微笑ましい光景が文章を通じて伝わってきただけでなく、彼女の可愛らしさも上手く表現されており、二人の会話を読んでいると(特に最後の会話が!)口元が緩んでしまいました。

■推薦者:平井翔平 / 『あのころを追い越すまで』

○選んだ作品:

『夕陽のドーナッツ』金井貴弥



○選んだ理由
:
物語の中のワンフレーズが、なぜか心に響きました。

■推薦者:入江巽 / 『月に吠えるよ、シャララララ』

○選んだ作品:

『64年のビオトピア』結城紫雄



○選んだ理由
:
自分も昔、風呂場一面を植物だらけにしてしまう場面を小説に使いたいと思って考えたことがあり、符号にびっくりしました。都築響一の『賃貸宇宙』にバスタブに枯葉を敷き詰めているひとが出てきたのですが、それも少し連想しました。

■推薦者:梅村建築 / 『僕の隣りに座ったひと』

○選んだ作品:

『人間のしわざ』よっしー



○選んだ理由
:
読むほどに、じんわりと世界観が広がって行くから。また、世界同士の連なりを示すものが、全く押し付けがましく無いから。

■推薦者:木江恭 / 『ねこのほね、みみずのなきごえ』『薬指さん、こんにちは』

○選んだ作品:

『ダンボールマン』広瀬厚氏



○選んだ理由
:
争いを避けるためについ本音を飲み込んでしまう主人公に共感しました。事なかれ主義の彼が少しずつ変わっていく姿がとても清々しかったです。

■推薦者:末永政和 / 『耳毛の顛末』

○選んだ作品:

『月に吠えるよ、シャララララ』入江巽



○選んだ理由
:
妙な文章なのに最後までスイスイグイグイ読まされました。自分がラモーンズ好きだからかもしれませんが、確かな磁力みたいなものがあると思います。ヘイホーレツゴー。

■推薦者:吉倉妙 / 『予感のゆくえ』

○選んだ作品:

『クリエイト・ルーム』九



○選んだ理由
:
主人公のゲームにのめり込んでいく姿に引き込まれました。特に、ラストの天井を見つめるシーンでは、まるで自分が夢に破れたかのような錯覚に陥って、それが不思議な余韻となって心に残りました。

■推薦者:ノリ・ケンゾウ / 『ダム子』『厄年の男、隣人宅にてシャワーを浴びれば』

○選んだ作品:

『やっぱ赤だがね』広瀬厚氏



○選んだ理由
:
青井家の何気ない日常を中心にして、愛知の風土が色濃く描かれていく本作。どこにでもありそうな家庭の日常が、淡々としていて且つリズミカルな文体によって魅力的に映り、そしてどこにでもありそうな家族などはどこにもないのだと改めて思わしてくれる。愛知のことも、手放しには褒めたりしないのだが、どうしてか深い愛情を感じるのがとてもよかった。とてもいい小説を読むことができて嬉しい。

■推薦者:いわもとゆうき / 『ペタンクルアーチ』『3番目のマーメイド』

○選んだ作品:

『In My Life』池田葵



○選んだ理由
:
曲に想いが込められてますね。風景が見えてくる作品でした。

■推薦者:広都悠里 / 『クッカバラは元気』

○選んだ作品:

『あのころを追い越すまで』平井翔平



○選んだ理由
:
しゃんしゃん祭りがどんなものかわからないけれど、祭りの夜のイメージや、罰ゲームで浴衣姿になった男の子、主人公の心情などが細やかに綴られしっとりしたさわやかな読後感でした。奇をてらっていない共感を呼ぶしみじみしたいい作品だと思います。

■推薦者:野上健司 / 忘れ雪

○選んだ作品:

『想い綴る日々』吉越巧



○選んだ理由
:
「私、母、祖母」の三代にわたる女性が皆優しく、温かい。物語は、しっとりとした雰囲気で始まりますが、日記を手にすることからスピードアップする……そんな構成が素敵です。日記を密かに読んでいる内に、見知らぬ他人の人生が浮かび上がる。読者も一緒にページをめくっているような気になります。形容詞を控えめにした柔らかな、そして響きの美しい文体。映像喚起力の点でも優れています。読後の余韻に浸りたい印象的な作品です。

■推薦者:鹿目勘六 / 『午後の風景』

○選んだ作品:

『私を見た家』野村奈津子



○選んだ理由
:
家族を育む家に一人残された主人公の淋しさと孤独。そこから新しい自分なりの生活を築いて行く姿に応援歌を送りたい。

■推薦者:鈴木トリコ / 『隣人田中さん』

○選んだ作品:

『赤ずきんちゃん一家の引っ越し』紫弐式



○選んだ理由
:
シニカルだけどクスクス笑えました。物語になぞらえながら、短い文章の中に人間の業の深さがチラチラ盛り込まれてて面白かったです。

■推薦者:金井貴弥 / 『夕陽のドーナッツ』

○選んだ作品:

『部屋交換』高瀬ユキカズ



○選んだ理由
:
恋人でもなく、それほど親しいわけでもない異性の部屋に泊まるというドキドキ感が、主人公の生真面目さとともにリアルに伝わってくる。彼女の部屋の描写など細部も程よく描かれ、冷蔵庫の場所がキッチンに置かれてないのもよかった。思わず最後まで読まされてしまう文章力に脱帽した。他の作品も読んでみたいと思った。

■推薦者:化野生姜 / 『野地沙麗子のお部屋事情』

○選んだ作品:

『64年のビオトピア』結城紫雄



○選んだ理由
:
一人暮らしの自由度はかなりのもの、そこに箱庭的要素も入っているのでなお楽しいです。

■推薦者:平平八郎 / 『物書きの隣人』

○選んだ作品:

『某国四年史(下巻)』伊木善幸



○選んだ理由
:
四畳半神話体系的な主人公を想像しました。語りも、ちょっと似てるかな?

■推薦者:伊木善幸 / 某国四年史(下巻)

○選んだ作品:

『64年のビオトピア』結城紫雄



○選んだ理由
:
ユニットバス付六畳一間で暮らした幸せな大学生活を思い出しました。しかし私の部屋に女の子が来たことはありませんでした。母は来ました。

■推薦者:いなせたまこ / 『みどりの手紙』

○選んだ作品:

『クッカバラは元気』広都悠里



○選んだ理由
:
自分らしさって何だろう?という誰もが一度は悩むテーマを一人暮らしの部屋という身近な内容に落とし込むことで、思わず「うん、うん」と頷いてしまうくらい共感できるお話でした。 『種があちこちに飛んでいるみたい』という表現が大好きで、そうやって主人公の心へも飛んできた彼の種が、その心の中でいつの間にか恋という感情を芽吹かせたのだろうなと思うとキュンとしました。 全体的な筆致もとても軽快で読みやすく、ポップで可愛い雰囲気が読んでいて楽しかったです。

■推薦者:水谷健吾 / 『小さい隣人』

○選んだ作品:

『「電話」他五篇』イトウガク



○選んだ理由
:
読みやすさと構成力の高さ。

■推薦者:吉田樹一郎 / 雨の魚

○選んだ作品:

『ダム子』ノリ・ケンゾウ



○選んだ理由
:
語りのテンポが気持ち良い。崩壊とか合一とか死とか愛とかが一緒くたになるラストにもしびれた。嫉妬。映像で見たい。

*アットホームアワード7月期優秀作品一覧
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6月期優秀作品他薦アンケート
5月期優秀作品他薦アンケート
4月期優秀作品他薦アンケート
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