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               国際短編映画祭につながる「ショートフィルムの原案」公募・創作プロジェクト 奇想天外短編映画 BOOK SHORTS

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第11回ブックショートアワード10月期優秀作品

 

『ポトフと再婚した女』
 明日腹ベイコ

料理が嫌いだ。それでも料理以外出来る事がなかった彼女は、今日もロールキャベツを巻いていた。それでも彼女はポトフだけは決して作らなかった。(小説)

 

『曼殊沙華』
 横原凪

お盆。塔子は六年前に事故死した弟の悠を思い出す。当時、悠の彼女は妊娠していたらしいが、六年経った今も彼女が誰なのかわからないままだ。祖母の部屋に入ろうとしたら、悠の幻覚を見た。母から頭にツノが生えていると言われた。読経を聞きながら塔子は、弟の子を産んだ女のことを考える。(小説)

 

『スコッチエッグ』
 梨田のりこ

その朝、祥子は息子の横顔に元彼である岳の面影を見て驚く。料理人である岳からは様々な料理を教わった。結婚後は彼から習った料理を夫と息子が食べている。スコッチエッグが一番好きだという息子。その料理は祥子が試行錯誤の末作りあげたものだった。(小説)

 

『亡の形』
 和織

自称「マインドダイバー」の中埜燈子は、依頼を受けてある青年の意識領域へ潜入した。そこで彼は十二歳の姿をし、血まみれの斧を手に、現実では失われたことを叶えていた。(小説)

 

『天の橋架け』
 粟生深泥

幼い頃、雨の七夕の夜に「いつか天の川に橋を架ける」と約束した宮津は橋の設計に携わっていた。難条件の設計に後輩の遥と挑む途中、幼い頃の約束の記憶から条件をクリアする設計を思いつく。設計を思いついた理由を語る宮津だったが、遥こそが幼き日の約束の相手だった。(小説)

 

『雨女はわりにあわない』
 千紘リカ

私は雨女だ。そのせいで、これまでどれほど割を食ってきたことか。いい加減雨女を卒業したいと思っている。雨女ほどわりにあわないものはない。そんな私の前に現れたのは、雨男だった。(小説)

 

『秘境出張』
 山田ももこ

「わたし」は石垣島でのタクシー運転手との会話をきっかけに、未知なるものとの出会いについて思いを巡らせ、中国の山東省への出張中に出会ったお茶を思い出す。(小説)

 

『熊を獲るまで帰りません』
 柿ノ木コジロー

家事を何もしない夫に、ある日、妻・佳乃は書置きを残して家を出る。「熊を獲るまで帰りません」と。マタギに憧れていたという妻に、夫の公男は唖然とするばかりだったが、妻の友人が訪れて手渡したものに、更に途方に暮れる。(小説)

 

『家族の思い出』
 川瀬えいみ

父の死で、それまで暮らしていた家を失い、家族同然だった愛犬ムギと離れて暮らすことになった小六のぼく。よその家で飼われ始めたムギとの交流は続いていたが、ある時から、ぼくはムギに避けられるようになる。自分はもうムギの家族ではなくなってしまったのかと、ぼくは落ち込むのだが……。(小説)

 

『縁起を背負う』
 こいはまぽすけ

縁起物好きな夫が、とうとう本物のえびす様を連れて来た。しかし、ご利益は一向にない。それどころか、認知症になるえびす様。やむを得ず施設に入れるが、その途端に施設は大繁盛する。二人に空いた心の穴を埋めるため、私は赤ちゃんを作ろうと提案する。子宝を授かれば、それもご利益か。(小説)

 

『鬼女たち』
 前田涼也

人間に支配されて二十年が経った鬼が島。島唯一の美容室に来た「私」は、人間文化を受け入れ、鬼としての尊厳を失っていく若者たちを目の当たりにする。いつもと変わらない一日を過ごす鬼女たちと、時代の変化を嘆く私。平穏に見える日々は、果たして永遠なのだろうか。(小説)

 

『マンホール・万歩HOOL』
 香久山ゆみ

夫の趣味はマンホールカードの蒐集だ。夫はカードにしか興味がないから、私がいなければ観光さえおざなりだ。夫に何かあれば、集めたカードを売ってやろうと思うのに、夫ときたらカードに書き込みをしちゃってる。売れないじゃないか!(小説)

 

『温泉の神様』
 梅春

美しい顔を誇り、地上に降り、女遊びを繰り返した若い神。愚かさを反省しなかった彼は、地下深くまで沈められ、ある役目を担わされる。それは、地中の熱水を吹き上げる温泉の神の仕事だった。神は、くだらないと見下される仕事にやりがいと悦びと感じ、その仕事に誇りも抱いていくのだった。(小説)

 

『サザンカ』
 ぷりんけぷす

お笑い芸人の元相方亮平の突然の訃報を浩太は何を考え何を思うのか。(小説)

 

『社長の椅子』
 太田純平

清掃員の生井が地下でトイレ掃除をしていると、先輩から上層階の社長室に行けと命じられる。なんでも社長がコーヒーをこぼしてしまったらしい。生井が今まで入ったことのない社長室に入ると、社長が座っていると思われる立派な椅子が目についた。生井はつい社長の椅子の座り心地を確かめるが――。(小説)

 

『ジャンク風土』
 ちひろ

八瀬は太っていることを自分の自制心が無いためだと思っていた。しかし、ある学説に出会い考えが一変する。それは、ジャンクな現代食は人類の進化を促すというものだった。八瀬はその学説を主張するグループのデモに参加する。そのなかで、八瀬は大切なことに気付かされていく。(小説)

 

『Hello、你好』
 金圭信

突然観光地として人気になった田舎で暮らす主人公。観光客が増え、街は賑わい、年下の兄弟彼女は首都で成功する。一方、彼女はあり得たかもしれない他の人生を思いながら、観光客を相手に商売をする日常を送る。(小説)

 

『ニセイブツ』
 目次琉理

「私」が大学生になって半年経った秋学期。平凡な大学生の私には少し変わった知人である「彼女」がいる。彼女は異星から来た異星人であり、私と昼食を供にする中でもある。私は彼女と過ごすうち、昼食時以外も彼女のことを観察し、私と彼女の違いは何か、なぜ供に過ごすのかを自身に問いかけていく。(脚本)

 

『IN THE FRIDGE』
 髙橋佑

楽天的な青年、悠司。彼の部屋に置かれた小さな冷蔵庫。それは中に入れた物を2か月前に送ることができる代物だった。冷蔵庫をうまく使って生活を送る悠司だったがある日、人間の指、血のついた札束、一枚のメモが送られてくる。危険な金だと感づいていながらも使い込み、娯楽にふける悠司だったが…。(脚本)

 

『エロ動画消し忘れて死んじゃった』
 志井永子

篠村は橋の上で死んでしまう。拍子にスマホを河川敷で失くした。スマホに未練のある篠村は橋の上を幽霊となって二年間もさまよっている。その橋には美香という幽霊もいて、「エロ動画を消し忘れたんでしょ?」とからかう。しかし篠村のスマホの中には、恋人に対する大切なメッセージがあった。(脚本)

 

『流星群に願いを』
 Junya

宇宙飛行士 多田聡太(ただ そうた)。彼が宇宙を目指したのは少年時代に出会った”おじさん”がきっかけだった。不器用な年寄りとまだ幼い少年との間に徐々に絆が芽生え始める。(脚本)

 

『ピピの旅』
 気駕まり

SNSで知り合った女性との心中に付き合い、意識不明となったたけし。しかし、その意識は体を離れ、一羽の渡り鳥の中へ。たけしは渡り鳥ピピと一緒に南の島へ旅することになる。天敵、異常気象、鳥たちを襲うさまざまな困難。そんな中、渡り鳥たちが持つ生命力に触れ、たけしの心は変化していく。(脚本)

 

『マッチの火を灯して』
 安澄リカ

店も住居も失くした、料理人の友造と妻のあかり。 台車を引いていると、改装中の店舗が目の前に。無断で入って、建築屋と鉢合わせするが、オーナーと勘違いされ、事実を言い出せず、本当のオーナーが現れないまま二人は、以前一緒に料理見習いで働いていた望も巻き込んで、遂に店をオープンさせる。(脚本)

 

『デイブレイク/Daybreak』
 古野沙織

不妊治療に励む夫婦、史(39)と陸(36)、交通事故で自身も重症を負いながら妻と娘を失った勇人(31)、無職で精神疾患を抱え、自ら命を絶とうとする清士(24)。四人が偶然居合わせた深夜の牛丼屋で、中年男性が倒れる。共に一人の命を救ったことで、それぞれが希望を胸に歩き出す。(脚本)

 

『夜笛』
 この子

清野叶星の幼なじみである月野ひかるが突然亡くなった。あまりにも早すぎる彼女との別れを受け止めきれない叶星。ひかるとの思い出と共に半生を振り返り、彼女の生きた証を見つけていく。これは、大切な人の突然の死をどのように受け止め、現実と向き合っていくかを記した物語となる。(脚本)

 

『パワーバランス』
 hiroshi kusu

新約聖書(マタイによる福音書 26章52節)「すべて剣をとる者は、剣にて滅びる」が実現され、人間が有史以来、束縛されてきた「武器の力によるパワーバランス」を覆す事が出来る新技術の開発の基となる、「未知の力」を持った日本の少女の確保を目指すインドの諜報員と日本の諜報員の駆け引き。(脚本)

 

『ミッドナイト・スペシャル』
 千紘リカ

出張の夜、男はデリヘルの女をビジネスホテルの部屋に呼んだ。ベリーショートで迷彩服を着た女が大量の荷物をかかえてやってきた。男は最近妻と別れたばかりだ。(脚本)

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