小説

『三びきの萌え豚ずきん』小野寺工(『三びきのこぶた』『赤ずきん』ほか)

 それでも二人もほかの兄弟と同じで、なかよく、ときには漫画やアニメのことを論争しながら生活した。



 ふわふわ飛びながら母豚はその様子を空から見ていた。
「ようやくお母さんも、愛の狩人としてキューピット役が果たせたわ。これで心置きなくおばあちゃんの家にいけるわ。みんないいこで、しあわせになってね!」

 とっぴんぱらりのぶう

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