『父の宝』
平大典
(『ヘンデルとグレーテル』)
恭平は、病床の父から「宝がある」という話を聞く。法螺話だと気にしてななかったが、父の死後、腹違いの弟である武志が地図を見つけたと言われる。そこで、恭平は武志と一緒に、父が残した宝を探しに出かけることになるが…。
『裏島太郎』
木暮耕太郎
(『浦島太郎』)
戦績の上がらない格闘家の青年は、ある朝亀梨という中年を砂浜で助ける。浮浪者のような身なりの中年だが、彼は離れ小島でクラブを経営しているという。青年はクラブのセキュリティとして働いてほしいともちかけられる。