しばらく時が流れ、時代も移り変わっていった。SNSも様変わり。mixiから自然とLINEにコミュニティの場所も変わった。コミュニティメンバーの環境もライフステージも同様だった。それに比例するかのように、オフ会の開催も少なくなっていった。頻繁にちょっと集まろうか、なんてことも少なくなっていった。
ホピハピ会は、初期メンバーのヒロがさいたま市中心にぼっち呑み報告がSNSに多くなり「美味しい料理にはホッピーが必要!」と勝手に郷土料理専門店の大将に言いだした。けして愛想のいい大将では無い、しかしホッピーに興味を持ち店に置くようになった。店名は「となみ丸」である。店に行く事を「乗船する」と言う言葉になって行った。「週末乗船します」等のSNSの書き込みに反応するホッパーが集まりリターナブルビンをボーリングのピンの様に並べてハッピーな時間の共有が始まりホピハピ会は何年たってもハッピーなのです。その後ヒロは福島へのUターンをきっかけで新たな章の幕が上がることなった。東京本部とはまた一味違ったコミュニティが生まれた。
2014年6月ー。ヒロはホピハピ会会津支部の活動を開始。「会津ホピハピ会」としてスタートさせた。手始めに「お食事処楽天家」にて。ここでも、ぼっち呑みをSNSにて報告することにした。一升瓶を凍らせてシャリキンホッピーを呑むヒロの姿に惹きつけられるお客さんも出始め、ホッピー布教活動になだれ込むことも増えてきた。活動の成果だ。確実に結果にコミットしている。それから仕事の打ち合わせ、密会などでホッピーを呑む機会がどんどん増えていった。手応えを感じたヒロはついに2017年1月に会津ホピハピ会第一回オフ会を決行することにした。しかし、それぞれの地域の事情を考慮しなればならない。「乾杯条例」(会津清酒の普及促進に関する条例)がある地域でのオフ会の開催には多少の不安を覚えていた。しかし、蓋を開けてみればなんと15人もの参加者!ヒロは東京支部第一回目オフ会参加者が3名だった事を思い出した。参加してくれた皆さんの中には、ホッピーの飲み方はあまり知らないけれど、これから飲んでみたい、興味があるという方々もちらほら。ヒロの布教活動の腕が鳴った。もちろんこの第一回目のオフ会ではヒロの3冷ホッピーのうんちくの場になったのは言うまでもない
2017年3月には第二回目の会津ホピハピ会を開催。ついにホピハピ会本部のホッパー、シゲが参戦!仕事の都合で会津に宿泊が叶わないシゲのため、ゼロ次会を開催。最寄りの新幹線到着駅の郡山駅(会津から列車で1時間20分ほど)にシゲを迎えに行き、そこから呑み鉄ホピハピ会を決行。その後会津支部メンバーの菅ちゃん・みゆきちゃんカップルや前回参加してくれたメンバーも続々参戦してくれた。第二回会津ホピハピ会も勿論ヒロとシゲの3冷ホッピーのうんちくの場になった。
それからヒロは次々にホッピーを手にイベントを開催していく。鶴ヶ城で花見ホピハピ会、さなぶりホピハピ会などなど。会津支部のメンバーの中には、ラーメン屋「ラーメン福。(ふくまる)」の店主がホッピーに魅了され、ついに店にホッピーを導入するようになった。ホッピー好きが総じて昼間からシャリキンホッピーが呑めるBar 「Ji +Bar623」というBarを開いたツワモノも現れた!ホッピーで人生が変わった、なんてひとたちもたくさんいるのだ。
ここから東京支部と会津支部のクロスオーバーが活発になっていく。