○選んだ作品:
『チクタク誰かにチクタクと』もりまりこ
○選んだ理由:
感情の描き方がとても丁寧で、主人公の気持ちに寄り添うことができる素敵な作品だと思いました。タイトルも好きです!
ブックショートアワード2017年度9月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
感情の描き方がとても丁寧で、主人公の気持ちに寄り添うことができる素敵な作品だと思いました。タイトルも好きです!
○選んだ作品:
○選んだ理由:
一つ一つ丁寧に置かれたような文章が印象的で、それが切なさに拍車をかけているような印象を受けました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
未来のことを思うと、もうデジャヴュでしかないような今。手紙の宛先を過去に設定したこともメッセージが20であることもふくめて、虚をつかれて好きです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
太宰治の「ヴィヨンの妻」から昭和レトロな雰囲気を取り除くことで、もし主人公が平成の世に生きていたらどれほどのレベルで阿呆なのかを浮き彫りにする作品。軽妙なタッチで飽きさせない。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
天女を妻にした男がこの世を去った時、なんと400歳もの高齢だったことから、天女に愛された者は寿命が延びるとの伝説がある。 現代になって羽衣伝説の残る地を訪れたイギリス人男性は、ちょっとした事故により気絶した際に、初対面の老女に介抱してもらう。 その後。男性は他の場所で死んでもおかしくないような目に遭うが何故か無事。もしかするとあの老女が天女で、男性に好意を抱き、そのせいで寿命が延びたのか……と思わせてからの、まさかの結末がとても良かったです。 男性にも老女にもほぼ台詞も外見の描写も無いのに、男性には素朴で純粋な印象を、老女にはミステリアスな魅力と気品を感じました。 短いお話にも関わらず、よく纏まっていて、意外性も有り、とても満足感のあるお話でした。