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11月の特集②『夫婦』5選

ブックショートでは毎月2つのテーマをもとに、これまでの優秀作品のなかから短編小説を特集していきます。
11月の特集②は11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで「夫婦」を題材とした作品をピックアップです!
夫婦で同じ小説を読んで感想を交換したら、いつもとは一味違うコミュニケーションになるかもしれません。

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『流星のサドル』
 宮澤えふ 

(『蒲団』田山花袋)

蒲団を干そうとした細君を、私は怒鳴りながら突き飛ばし、それを両手で抱えこんだ。何ということをするのだ。芳子の残り香が消えてしまったらどうする。怒りに震え細君を睨む。細君は「ああ、やっぱり」という軽蔑の目だった。

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『輪廻』
 沢田萌 

(『源氏物語』)

父の死後、母と田村は再婚した。それは不幸の始まりだった。物心ついた時から父の秘書だった田村は父というよりお兄ちゃんだった。再婚後も、今まで通り「お兄ちゃん」と呼んだ。母には叱られたが、田村はそれでいいよと笑った。

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『もみの木』
 小高さりな 

(『もみの木』)

家族三人の夕食を終え風呂に入った後、さっそく買った本を読もうと剛は寝室に向かった。彼がベッドに横たわると、妻が話があると切り出した。「アイドルになりたい?」もちろん、妻ではなく、娘が、である。寝耳に水だった。

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『蛤茶寮』
 水里南平 

(『蛤女房』)

釣針には、先程助けた蛤がぶら下がっていた。私は再び蛤を海に逃がし、釣りを続ける。また『蛤』が…逃がす。釣り場を変えても『蛤』が…逃がす。何度でも『蛤』が…『蛤女房』かよと思いつつ、釣りを諦め海を後にした。

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『御心ざしのほどは見ゆべし』
 安間けい

(『竹取物語』)

周りから美人ともてはやされる高校生の芙美は、両親のどちらにも全く似ていない。性格も真逆だ。自らの出生に疑惑を持った彼女は、家で昔のアルバムを探すが、自分が生まれる直前の写真だけ無いことに気付いてしまう。

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特集①「働く話」はこちら!

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