あらすじ:
記録的な吹雪の日、突然ひとりの女が部屋に現れた。女がふぅっと息を吹きかけると、ねむっていたパパの顔がみるみるうちに青ざめていって、死んだ。女は次の冬にも部屋にやってきてパパを殺した。そして僕はお金目当てで女と暮らしはじめて、ある朝起きるとバケツのなかに水がたまっていた。
■CAST
鳥居みゆき Miyuki Tori
3月18日生まれ、秋田県出身 お笑い芸人。2008年、2009年『R-1ぐらんぷり』で決勝に進出。女優・映像監督・作家として活動するほか、2013年に劇団『東京ギロティン倶楽部』を立ち上げた。紡ぎだす物語は独創的であり、表現者として孤高の存在感を放つ。TBSフジ「東北魂TV」、テレビ東京「ミラクルちゅーんず」レギュラー出演。映画は、塩出太志監督「時時エブリデイ」(主演/7月15日公開)をはじめ「蠱毒(こどく)ミートボールマシン」「全員死刑」が2017年公開予定。
芹澤興人 Tateto Serizawa
1980年12月1日生まれ。静岡県出身。独特な存在感で映画を中心に、TVドラマ、CM、舞台など幅広く活動。主な出演作品に『ソーローなんてくだらない』(11年/吉田浩太監督)、『福福荘の福ちゃん』(14年/藤田容介監督)、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」等。2017年公開映画は『トモシビ 銚子電鉄6.4Kmの軌跡』(杉山泰一監督)、『ポエトリーエンジェル』(飯塚俊光監督)等。塩出太志監督とは『死神ターニャ』(15年)で主演する。
■STAFF
塩出太志(監督) Taishi Shiode
1980年生・兵庫県出身。
自身が所属する映像制作集団Grand Master Companyにて精力的に映画を作り続けている。代表作には「死神ターニャ」「カリカゾク」等がある。作風は不条理で奇抜なドラマをブラックユーモアを交えて爽快に描く。
大前粟生(原作) Ao Omae
92年兵庫県生まれ。小説家。2016年、短編小説「彼女をバスタブにいれて燃やす」がGRANTA JAPAN with 早稲田文学公募プロジェクト最優秀作に選出されデビュー。「ユキの異常な体質 または僕はどれほどお金がほしいか」で第二回ブックショートアワード受賞。「文鳥」でat home AWARD大賞受賞。劇作を担当した舞台「ちょっと舌が長いだけで、トム・ハンクスにはかなわない」(象牙の空港)が17年中に上演予定。惑星と口笛ブックスから書き下ろし短編集『のけものどもの』刊行予定。
■予告編
■MUSIC
NakamuraEmi
神奈川県厚木市出身。
1982年生まれ。
山と海と都会の真ん中で育ち幼少の頃よりJ-POPに触れる。
カフェやライブハウスなどで歌う中で出会ったHIPHOPやJAZZに憧れ歌とフロウの間を行き来する現在の独特なスタイルを確立する。
その小柄な体からは想像できないほどパワフルに吐き出されるリリックとメロディーは、老若男女問わず心の奥底に突き刺さる。
2016年1月20日、日本コロムビアよりメジャーデビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』をリリース。
収録楽曲の「YAMABIKO」が全国のCSやFM/AMラジオ52局でパワープレイを獲得。
5月には東名阪で初のワンマンツアーを開催。
東京・代官山UNIT公演の中から、厳選された楽曲を7inchアナログ盤とアナログ盤未収録曲も含めた7曲入りEPをApple Music/iTunes限定にて配信リリースした。
多数の夏フェスに出演後、10月11日より、全国9ヶ所を巡るカフェツアー“ NakamuraEmi CAFE LIVE TOUR 2016 秋~あなたの夕暮れいただきます~ ”を開催。
メジャーデビューから1年、2017年3月8日に2nd Album『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4』のリリース、全国リリースツアーを敢行中。
<塩出監督より>
「ユキの異常な体質/または僕はどれほどお金がほしいか」は古くから語り継 がれている雪女を新解釈したお話です。NakamuraEmiさんの歌声は聴く人の心を揺さぶります。「ヒマワリが咲く予定」は映画にさらなるスケール感と感動をもたらしてくれました。インパクトのある映像と音楽とのコラボレーションは必見です。
■公開情報
■原作
記録的な吹雪の日、突然ひとりの女が部屋に現れた。女がふぅっと息を吹きかけると、ねむっていたパパの顔がみるみるうちに青ざめていって、死んだ。女は次の冬にも部屋にやってきてパパを殺した。そして僕はお金目当てで女と暮らしはじめて、ある朝起きるとバケツのなかに水がたまっていた。
■Feature