小説

『ウサギとカメと原子核』にぽっくめいきんぐ(『ウサギとカメ』)

 なんせ、顕微鏡も無いのです。

「陽子さん、どう思う?」
 困った哲学者デモクリトスは、ツレの女子高生であり、また、ウサギどん達から審判をお願いされた女の子の一人である、陽子(ようこ)に尋ねました。
 哲学者デモクリトスは、この女子高生に対して片思い中。彼女には頭が上がりません。

 審判である、女子高生の陽子は、満面の笑顔で言いました。
「カワイイが、一番の正義だよね!」

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