ブックショートのコラボレーション企画第7弾として、9月1日(日)から「ARUHIアワード」を開催します。大賞作品は、賞金30万円に加えて、ショートフィルム化の可能性も! さらに、3つのテーマそれぞれで1作品ずつARUHI賞(賞金10万円)もご用意しています。今回は、「ARUHIアワード」についてみなさまにより詳しく知っていただくために、アルヒ株式会社 コーポレートコミュニケーション部の小栗さんとアルヒマーケティング株式会社家探しサポート事業部 メディア企画グループの武藤さんにインタビュー。『大切な「ある日」』『新しい生活』『マイホーム』という3つの募集テーマに込めた思いについて語っていただきました。ご応募前にぜひチェックしてみてください!
-最初に、ARUHIさんがどのような事業を展開されているのか教えていただけますでしょうか。
小栗:ARUHIは、住宅金融支援機構と提携し提供している「フラット35」という住宅ローンを主に取り扱っている国内最大手の住宅ローン専門金融機関です。おかげさまで、現在まで9年連続で、「フラット35」の実行件数シェアでNo.1を獲得しています。銀行さんなど他の金融機関と異なる特徴としては、「住生活プロデュース企業」として「家を買う前」と「家を買った後」の両方でお客様との接点がある点が挙げられます。「家を買う前」ですと、インターネットでの簡単な手続きで住宅ローンがいくら借りられるかがわかる「家探し前クイック事前審査」や「おススメ物件診断」といったサービスをご提供。そして、「家を買った後」には、今現在で約70社の企業さんと連携し、インテリア、家電、水宅配など、さまざまなサービスや商品を優待価格でご案内する「ARUHI暮らしのサービス」を展開しています。
武藤:また、「家を買う前」も「家を買った後」も役に立つ情報を発信するメディアとして「ARUHIマガジン」の運営も行っています。「ARUHIマガジン」のコンセプトは、「住まいと、お金のことを、もっとわかりやすく」。「住まい」や「お金」の記事を中心に、「家探し」から「日々の暮らし」に至るまで、住生活に役立つバラエティー豊かな記事を毎日配信しています。いま、月に約90本の記事を公開していまして、おかげさまで月間のユニークユーザー数は100万人を突破しています。
-今回のARUHIアワードの優秀賞は、「ARUHIマガジン」にご掲載いただけるんですよね。
武藤:そうですね。これまで「ARUHIマガジン」には、ストーリー性のあるコンテンツはありませんでしたから、今回初めての試みで、非常に楽しみにしています。
-ARUHIアワードの3つのテーマ(『大切な「ある日」』『新しい生活』『マイホーム』)についても詳しくお伺いできますでしょうか。
小栗:3つのテーマは、ARUHIの事業やサービスに寄せた部分もありますけれど、そこに縛られ過ぎる必要もないのかなと考えました。たとえば、「マイホーム」と言えば、「持ち家」というイメージが一般的かもしれません。けれども今回は、もっと広い意味で捉えていただければと思います。実家や賃貸マンション、シェアハウス、あるいは、最近話題のソーシャルアパートメントだって、暮らしている人の考え方次第では「マイホーム」と言えるでしょうし、さらに広く捉えれば、ご自身の住む街だってそう呼べるかもしれませんよね。
武藤:最近では、いろいろなところに柔軟に移り住む方も多いので、そのときどきの「マイホーム」といった考え方もあるような気がします。そもそも、ARUHIマガジンでは、家を買うことだけを推奨しているわけではないんですね。「さまざまな選択肢があっていいよね」という、住生活における多様性を推進していきたい思いを持っていまして。ご自身でよくよく考えて、検討して、自分なりのベストチョイスを見つけていただきたいんです。ですから、より自由な発想を持っていただければと思います。「ARUHIアワード」だからといって、持ち家のこと以外を書いてはいけないという決まりはまったくありませんから(笑)。
-幅広い解釈ができるわけですね。『大切な「ある日」』や『新しい生活』についてはいかがでしょう?
小栗:「新しい生活」と言われると、入学や上京、就職といった人生の大きな転機をイメージされることが多いかもしれません。だけど、もう少し日常に近い部分もあるように思えるんです。つまり、なんでもない日々のなかにも、自分自身にとって「今日はなにか大切な日のように思える」とか、「新しい生活がはじまった気がする」といった感覚を持つ日が……たとえば、ある人にとっては、スマホを初めて買った日が新しい生活のはじまりになるかもしれないですよね。
武藤:もっと拡大解釈して、未来のライフスタイルを想像して書いていただくのも楽しいかもしれません。『大切な「ある日」』や『新しい生活』について、社内の私たちだけで考えると、どうしても結婚や出産といった大きなイベントをイメージしがちです。だけど、応募者のみなさまには、そういった固定概念に縛られずに自由に発想していただきたいです。「このテーマをこんな風に解釈したんだ」という驚きがあるような作品に出合えることを楽しみにしています。
小栗:既存の概念に囚われない、というのは、ARUHIという会社の姿勢に近いところがあります。ARUHIは、「金融機関っぽくない」と言われることがよくありますので(笑)。
-では、最後に改めて、応募者のみなさまにメッセージをお願いします。
小栗:驚きや意外性のある面白い作品をお待ちしています。あとは、「別に目新しいことや特別なことがない生活でも、実は自分は意外と幸せなのかもしれない」とほっこり感じられるような物語が読めると嬉しいなと思います。
武藤:普段の何気ない日常のなかでも、「ちょっと幸せだな」と感じる瞬間が、みなさんそれぞれの心のなかにあると思います。そういう場面を描いていただけるといいなと期待しています。
-ありがとうございました。