○選んだ作品:
『にぎやかな土曜』三坂輝
○選んだ理由:
祐司が飲み屋の店員に「本当に静かなところで」と言って、眉間に皺を寄せられた時は、この町にどんな秘密があるのだろうとドキドキした。しかし、翌朝の休日、にぎやかな声と共に、窓の外にはシャボ玉が流れる素敵な光景が。冒頭に病院が出てくるのも、そういうことかと思わされました。すべての情景が目に浮かび、また自然に入って来ました。読んでいて爽やかな気分になりました。
アットホームアワード2016年4月期の優秀賞受賞者の皆様に、ご自分以外の作品のなかで最も面白いと思った作品をアンケートで答えていただきしました!
(順不同 / ご返信いただいた方のみ記載)
○選んだ作品:
○選んだ理由:
祐司が飲み屋の店員に「本当に静かなところで」と言って、眉間に皺を寄せられた時は、この町にどんな秘密があるのだろうとドキドキした。しかし、翌朝の休日、にぎやかな声と共に、窓の外にはシャボ玉が流れる素敵な光景が。冒頭に病院が出てくるのも、そういうことかと思わされました。すべての情景が目に浮かび、また自然に入って来ました。読んでいて爽やかな気分になりました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
最後まで読んだ後に暖かい気持ちになりましたので選ばせて頂きました。選ぶ立場というのは初めてで、難しいことや立派なことは言えませんが、純粋に好きだと感じた作品でした。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
最初から最後まで、読者に読む事を止めさせないこの流れ。凄いと思った。読み終わった後は、マラソン大会に匹敵する疲労感と爽快感。読んだ!という実感が心身共に味わえるなんて・・・勉強になります。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
SFな感じで、こんな寮なら住んでみたかったなあと楽しませてもらいました。文章のテンポもとても好きです。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
様々なキラキラしたイメージが伝わってきました。土地に愛を持つことで土地に愛されるという感覚を自分が持ったことはないですが、素敵だなぁと思いました。今更ながら探究心をくすぐられました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
自分には書けないユニークで面白い作品でした。何度も笑いました。センスの固まりだな、と尊敬します。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
最後の数行の文がとてもよく効いていて、心に響いた。ラムネを神社で飲みたくなった。夏を先取りした気分になりました。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
終末の日々がけれど明るく淡々と綴られ、希望とは絶望のなかにあってこそ見出せるものなのだと実感。また、近所に超盛大にあくびをするおじいさんがおり、主人公のようにあくびが聞こえるのが毎回恐怖だったんだけど、そういえばここ数年きいていないな……と思い出し、ふとさびしくなった。あと、めっちゃ泣く赤ちゃんも近所にいたけど、ここ数年は笑い声ばっかきこえてくる。
○選んだ作品:
○選んだ理由:
女の子なのに「エルヴィス」フリークで、彼になりきってしまうの主人公のキャラクター、さらにその主人公に「指導」を受ける物まね芸人志望、二人ともにキャラがビシバシ起ちまくっている上に、文章のテンポも踊るように軽快で、読者を一気に引き込み、かつ読ませる力があると思います。
○選んだ理由:
設定にまず惹かれました。淡々とした描写も世界観に合っていて、あれよあれよと引き込まれながら読了。SF作品ながら、賞の主旨にも、ついでに言えば私の好みにも、大変マッチしていたように思います。