ブックショートのコラボレーション企画として、7月1日(金)から「ARUHIアワード2022」を開催します。2019年に続いて2回目の開催となる「ARUHIアワード」。大賞作品は、賞金30万円に加えて、ショートフィルム化の可能性もあります! さらに、2つのテーマそれぞれで1作品ずつARUHI賞(賞金10万円)もご用意しています。「ARUHIアワード」についてみなさまにより詳しく知っていただくために、アルヒ株式会社 コーポレートコミュニケーション部の小栗さんにインタビューしました。ご応募前にぜひご一読ください。
-はじめに、改めて、アルヒ株式会社様についてのご説明をお願いいたします。
小栗:ARUHIは、住宅金融支援機構と提携し提供している「【フラット35】」という住宅ローンを主に取り扱っている国内最大手の住宅ローン専門金融機関です。おかげさまで、今年で12年連続「【フラット35】」の融資実行件数シェアNo.1を獲得しています。昨年、当社は、中期経営計画2021で、住宅ローン会社から「住み替えカンパニー」へ進化する、という目標を掲げました。そして、住み替えのプロがお客様の安心できる住み替えを徹底サポートする「ARUHI住み替えコンシェルジュ」や、一人ひとりのライフスタイルや価値観に合った“本当に住みやすい街”をAI診断によって提案するWebサービス「TownU(タウニュー)」等の新しい取り組みを始めています。私たちは、街・家探しから住宅の購入、住み替え後の日々の暮らしに役立つサービスに至るまで、ワンストップで提供できる会社を目指しています。
-ありがとうございます。2019年に続いて2回目の開催となります今回の「ARUHIアワード」。前回実施したご感想と、今回期待することをお伺いできますでしょうか。
小栗:前回は初めての開催でしたので、どのくらい作品が集まるか未知数でしたが、結果的に、私たちの想像をはるかに上回る564作品ものご応募をいただけて、とてもありがたかったです。また、前回設定した3つのテーマそれぞれに対して、応募者の皆様が、既成概念にとらわれず、さまざまな角度から、多様な作風で書いていただいていたことが印象的でした。こんな解釈の仕方もあるんだ、と楽しく読ませていただいたのを覚えていますし、受賞に至らずとも、驚くほど斬新な発想で書かれた作品もあって、非常に興味深かったです。
-ARUHIアワード2022のテーマは、『新しい生活』と『わたしの「家族」』です。この2つのテーマ設定についてもお話しいただけますでしょうか。
小栗:まず、前回に続いて設定させていただいた『新しい生活』についてですが、新型コロナウイルスの影響もあって、この2年半くらいの間で私たちの生活は大きく変わりましたよね。在宅ワークが普及したり、都会から郊外への引っ越しや二拠点生活をはじめた方もかなりいらっしゃるかと思います。そういった世の中の状況の変化によって、同じ『新しい生活』というテーマであっても、解釈の幅はまた大きく広がっている気がするんです。そこで、『新しい生活』というテーマに対して、2022年になったいま、皆様がどんな作品を書かれるのか、それを読ませていただきたいという気持ちから、再びこのテーマを設定いたしました。
-もう一つは、「わたしの「家族」」。「家族」はかぎかっこ(「」)つきの家族です。
小栗:そうですね。近年、家族の概念はだいぶ変わってきていると思っています。パートナーシップ制度の普及も進んでいます。シェアハウス等で共に暮らす相手を家族と捉える方もいらっしゃるかもしれません。また、コロナ禍で在宅時間が増え、ペット人気が高まったことで、ペットを家族だと捉える方も増えているのではないでしょうか。もう一つの『新しい生活』同様、『わたしの「家族」』もさまざまな捉え方ができるテーマだと思いますので、皆様の多様な解釈によって生まれる作品を期待しています。前向きな明るい作品を書いていただけたら嬉しいです。
-では、最後に改めて、応募者のみなさまにメッセージをお願いします。
小栗:繰り返しになりますが、既成概念にとらわれず、自由に発想していただきたいです。たとえば、『新しい生活』の「生活」も、人によって、プライベート重視の方、お仕事中心の方、それも含めて全部という方など、いろいろなタイプの方がいらっしゃるでしょうから、そういう解釈も含めて自由に書いていただければと思います。また、文字数について、前回は「7,000文字以内」でしたが、今回は、「5,000文字以内」と少し文字数を減らしているので、各テーマそれぞれについて取り組んでいただけたらありがたいです。たくさんのご応募をお待ちしています。