■推薦者:間詰ちひろ / 『はじまりの秋』
○選んだ作品:
『応接間という特別な空間』近藤千明
○選んだ理由:
ある一定の年頃に父親(または母親)と会話ができない、会話をするのが難しいというのは誰しも経験していると思います。主人公が抱えているもどかしさとリンクして、父親の葛藤が丁寧に描かれていたのが印象的でした。